そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

獣拳戦隊ゲキレンジャー#21「ビキビキビキビキ!カゲキに過激気」

http://www.toei.co.jp/tv/gekiranger/http://www.tv-asahi.co.jp/geki/
『怯むなぁー!』


なんだか判んないうちに過激気習得。5才児の心で見れば何となく納得出来なくもない「弱いみんなを守るんだぁー!」ですがあ、真っ当な大人にゃこの展開は理解不能。子供向けだからこれでいいってことはないと思うぞ?
フォームチェンジからあとは真面目に見てませんでした。ええ。


臨獣殿がどうして人々の悲鳴を楽しんだり喜んだり、そもそも何のためにああいう破壊活動をしてるのか全く判りませんが(その説明ってあったっけ?世界征服?)、一体どうしたいんだ?理央様のトラウマも未だ説明されてないしな。
たぶんですが、理央様が「弱いことは悪だ」っつって強さを求めるのは「弱い自分が何も守れない」からじゃないのかな。トラウマが何か判らないので、何に対してどういう恨みを持ってるのかも判んないけど。
だからジャンたちが「みんなを守るため」に戦うのはいいけど、理央たち臨獣殿に「みんなのために立ち向かっていく」のが「命を懸けて」じゃないから、どう見ても現時点で理央より弱いジャンたちが負けそうになってるのが、理央の「弱い者いじめ」にしか見えないんだよな。だって死のリスクなしに戦って、得るものってあるか?それともこれってスポーツ?ああ、試合か!(苦笑)
理央は強いからジャンたちに勝ってたんじゃなくて、ジャンたちは「弱さは悪だ」という理央の理屈に勝てないだけなんじゃないのかしらん。しつこいようだけど、それって裏を返せば「力がなければ何も守れない」ってことですが。だってジャンたちのあのモチベーションじゃ、「弱いから人間たちを守れない、だから負けるんだ!」って言われたらはいそうですね・・・って話じゃん。
理央様が、弱いと何も守れない→だから強くなる→故に強さは自分にとって正義だ!というんなら、ドラマ的にはジャン達はその反対のアプローチが必要だから、人々を守る為に強くなる→でも力だけじゃ本当の強さじゃない→本当に必要なのは心の強さだ→それがみんなが幸せになるための正義だ!って方向じゃないかと思うんだけど。

というワケで今回どうして理央様がジャンたちに負けたのかもよく判りませんが、修行の成果じゃないことだけは確かだな。
まあ理央様が、負けても仕方ない拳魔たちに負けて悔しいと思うより、負けるわけがないジャンたちに負けるほうが、憎しみ恨みエネルギーで更に理央様の強さに磨きがかかっていいかも知れないけど。
というかどうせならあれだ、晴信様(@風林火山)のような展開でもいいんじゃね?メレたんが板垣のごとく、理央様の為に壮絶に討ち死に、メレたんの復讐の為に究極に強くなる理央様とかさ。逆襲、臨獣殿!(笑)


予告。生き肝ってこりゃまた過激なことで。
本編があんまりつまんないから公式もチェックする気もなかったんだけど、生き肝ってのにちょっとだけ興味。案の定會川さんですか。期待しても・・・いいのかな?というか生き肝って「イキギモ」?あの赤いネックレスか?