そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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仮面ライダー電王#26「神の路線へのチケット」

東映http://www.toei.co.jp/tv/den-o/index.htm  テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/den-o/
『野上、頑張ってこいよ』


本当にこれまで嘗てないほどの映画とのコラボっぷりだなあ。これで映画見に行かないやついるのか?
契約者の話もよかった。妹に元気だったころ見た星空を見せてやりたいというお兄さんの願いは、実はそのお兄さんに、自分が見た印象的な流れ星の星空を見せたかったっていう妹の思いであって、仲のいい兄妹の気持ちも描かれてるし*1、妹が見た星空が獅子座流星群の出現日で、今なら流れ星の流れる同じ星空が見られると知ってる侑斗の何気ない優しさとかさ。
電王に関しての大筋って、イマジンたちの野望を阻止するっていう概略以外の大筋がないから、むしろこういう風に各話の話がまとまってて、なんてことない気持ちのやり取りがちゃんと納得出来ればそれでいいんだよ。
あと星空を見せるために停電させて、都会で星空を見られるようにするってのも、ドラマ的には都会じゃ星が見られないから・・・っていう良太郎のセリフでなんとなく示唆されてるから、停電=イマジンの仕業だ!に持っていくのも無理がないんだよね。しかし賢いな、今回のイマジン。


そういう部分での良太郎と侑斗の気持ちのやり取りが先週に引き続きちゃんと描かれていて、面白かった!
映画版のちょっと未来の侑斗の行動は、そもそも今の侑斗に最初に言っておけ、って話なんだけどさ(笑)
いらん誤解を生んではいるけど、それでも先週からの今の侑斗は、良太郎が無責任に戦いを放棄するやつじゃないってのは薄々判ってるし、事情が判らないうえに自分が被害をこうむってるから怒ってはいるけど、その辺で全く何の事情も考慮しないで怒ってるって風でもないのが判るようになってるから、見てるこっちも侑斗に腹を立てなくてすむんだよな。(だってどう見てもあの侑斗は別の侑斗っぽいから。映画を見ればちょっと未来の侑斗ってのは判るけど)
病院で何も喋らないけど二人でイマジンを待ってるところなんか、その微妙な状態の二人の距離感を表しててよかったし。
まあ惜しむらくは、侑斗の気持ちは結構演出で描写を拾ってるせいかとても判りやすいんだけど、良太郎がどう思ってるのかが判らないのがちょっと残念。
フラフラになりがらも「自分が行く」という良太郎に対する侑斗の気持ちは判るけど、その良太郎がどういう気持ちで行くっていったのかが判らないんだよね。オレが良太郎目線で見てないからかなあ?まあいいや、キャラとしては判ってるし。(ただその場その場での気持ちが判ったほうがシーンに入れ込めるってだけなんだけど)
良太郎が行ったあと、ちょっと未来の侑斗がやって来て事情を説明してくれたせいで、戻ってきた良太郎を迎える侑斗がちょっと優しいのも今回のお気に入りポイントだヨ。
『終わったよ』って言う良太郎に『見れば判るっつーの』って返す侑斗の表情とかさ。セリフの内容と違う表情してるってとこにホントの侑斗の気持ちが出てるというか、表面的には変わらなく見せてるけど(ここがポイント!)良太郎自身のせいでないことはちゃんと判ってるんだよね。
もっと言えば、それは時の運行を守る人間のお役目として連れていかれたことだから・・・を受けての「お疲れさま」ってことだし。(これは映画見ないと判んないんですが)
そして契約者の妹を希望ケ丘に連れて行くつもりだった侑斗とか、良太郎が単にキレイな星空を見られる場所としてそこを思い描いてたのと違って、侑斗はちゃんと流れ星が見られるのを知っていたんだよね。この辺、侑斗が単に愛理の婚約者だった桜井さんかもという以上に、侑斗のもっと基本的な優しさにも良太郎が気がついて欲しいところだけど、まあそれはもうちょい先の話か、な?
この時期にペルセウス座流星群が見られるってのは、ある程度星に興味がある人なら知ってるけど、良太郎が知らなかったってことは、もしかして桜井さんと愛理さんが付き合い始めたのってそんなに昔のことじゃないのかなあ。少なくとも夏なら一緒に見に行っててもおかしかないと思うけどさ。
ともかく、良太郎が少なくとも侑斗と桜井さんが同じ人間だということについて考える余地が出てきて、素直に対応しようとしてるのがいい感じです。
それに対しての侑斗が自分の間違いを素直に認め、でも笑顔は良太郎には見せないってのが、ああなんとももどかしい!(笑)早く仲良くなればいいのに!これが一番の萌えポインツでしたー。てへ☆侑斗はカワイイなあ!
ちょっと未来の侑斗は未来のわりに良太郎と距離感があるのは、映画の役作りがそうだったからかなあ。どう見ても今週の方が仲良さそう(笑)
そして映画へ続くですか!初の試みですな。
デネブの頭に手を当てるポーズ、カワイイ。


予告。
今エピソードでやりっぱなしかと思ったら、次回も映画と連動か。それはそれで宣伝って以上に良心的だなー。オーナーもああいってんだし、映画をぜひ見に行って下さいヨ。
侑斗はちょっと先の未来っていってたけど、次回の衣装を見ると次回がちょうどハイジャック時期?映画公開中だからって以上に本編でもやるってことかな?これも初の試みだなあ。
そしてデネブのスイカ頭は、一体何?

東映公式。

石田監督はいいけど、また強盗!(笑)どゆこと?
>DVD
今年は買いませんが、ここのジャケットデザインはホントに格好良いんだよね。
そもそも剣のDVD買ってたのって(買い始めたのは夏からなのでちょっと遅かった)、ライナーカードのインタビュー目当てってのもあるけどカードとジャケットデザインがすごくカッコよかったからです。
ライナーカードの内容はその時のコンセプトにもよるだろうけど、剣は一枚絵のデザインだったんで。(これね http://www.toei-video.co.jp/DVD/sp21/blade.html)ジャケ裏も今んとこ一番カッコイイよ。デザイン構成がセンスあるんだよなあ。響鬼のライナーもよかった。(http://www.toei-video.co.jp/DVD/sp21/hibiki.html

*1:ゲストの話が装置だといってる以上、この程度でいいんだよね。ただ判りやすくないとダメだけど。