そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

風林火山#34「真田の本懐」

http://www3.nhk.or.jp/taiga/
結局景虎君の正義って、俺正義に適わないところがあれば力づくでねじ伏せるってやつだから、気持ち的に他国侵略の意志がないってだけで結果としては同じだと思うんだが、如何に?(苦笑)
つか描写としては完全に悪役だよな(笑)なんだあの最後の悪役笑いの二人はw


策士、策に溺れる・・・といいながら、真田に調略のススメをする越後で溺れた勘助(笑)行き当たりばったりなのか、海野家再興が最初からあったのか・・・ってあったんだろうけど、ホントにこの人の持っていき方は思いつきに見えるなあ(笑)そうならなかったらどうすんだ?それで越後で死にかけたんじゃないのか・・・ああ人任せ。
《 ほんかい【本懐】:本来の望み。本望。本意。》
真田殿の本懐はもともとの真田の領地を取り戻すことなんだけど、勘助のお陰で海野家再興という思いもよらぬ状況になり、弟の常田隆永も味方につけることが出来たというのは、真田殿にとっては本懐以上だよな。
忍芽が、兄と弟が武田のことで敵味方に別れて戦うのが罪だ、と言ってるんだから、情が理である真田としては余りよくない状況でありながらも、領民と家臣のために領地回復を本懐としてた真田殿。
でもそれと同じく、大事なのは身内の絆ってことでもあり、妻と息子のお陰もあって弟が戻ってきて家族の大事さを再確認し、それを隠そうともしない真田殿に感動した!いいなあ、真田殿は。「あんな旦那が欲しい」という主婦層の心の声が聞こえてきそうですよ?(今年の大河視聴者層に主婦が多いとも思えんが)
勘助はともかく相木殿も「わしは妻にああいうことはよう言わん」っていうくらいだから、真田殿はストレートすぎるってことですね。だから忍芽だって、真田殿のために命を懸けるってことだよな。エエ話や。今も昔も大事なことはちゃんと言葉にして言わないとな。真田の一族はいろいろ清々しいですな。


人望ゆえに本懐を遂げることになった真田殿と対照的に人望のない小笠原殿・・・何てお気の毒な。京へ上って上様にw
真田の里の名もなき墓は矢崎様の墓だよな。(と思って見返したけど、前とちょっとセットの雰囲気違うよ。1年以上経ったからか?w)
他所者なれどこの地に根付きたいと思ってた矢崎様と、真田殿はもともとの故郷でありながらも今は奪った領地ってのは、なんだか切ないねぇ。あの平蔵が置いてった摩利支天のお守りがまた勘助の元に。

関東管領はもう出てこないのかな。長野殿(小市慢太郎)は最後まであのアホの関東管領についてたんだねえ・・・(涙)