そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ホタルノヒカリのSとM

ヒマになったんでふと考える余地が出来たんですが、高野部長と雨宮蛍の関係って、完全にSとMの関係でないかい?部長がSでアホ宮がM。
だとしたら、オレが感じるあのアホ宮へのムカつきっぷりとかイライラするとこって実は、アホ宮を見てると「お前なんか苛めてやるぅ〜」と思ってしまうんだけどでも苛めても応えないだろうなー・・・と思ってしまう部分じゃないかと思うのだ。オレにはSっ気もMっ気もあまりないけどそう思ってしまうのは、アホ宮が「積極的・自発的なM」だから・・・ね。(リアルSMな関係でなく、ぼのぼのに対するシマリスくんのような気持ちね)
部長は別にアホ宮を苛めてるわけでなく、ごく当たり前の事を言って実行させようとしてるだけなんだけど、そのフォーマットがすでに「部長の無体な要求に応えようと頭では思ってるけど実際は何もせず、甘んじてその状況を受け入れるアホ宮」になってて、アホ宮のM度を上げてるというか、相対的に部長がSになってるんだよね。しかもアホ宮はその状況に馴染んでて、むしろ望んでるし。最終回の残業してまでの部長へのパンフ原稿の提出なんか、「部長を喜ばせるためにはどんな仕打ちにも耐えて見せます!風」だったしさ(笑)
感想には書きそびれたけど、マコトくんは蛍と妙に仲のいい部長に嫉妬したわけでも、部長を頼る蛍を見限ったわけでもなく、あの二人の関係性に嫉妬したわけで、あの中には入れないし、あの関係性を蛍との間で構築できないと思ったから別れを決意したんだと思うんだよ。何となく空気読んだというか。

まあそういう意味で部長とアホ宮はちょうどいいんだよな。そりゃマコトくんは苛めてくれないんだから、うまくイカンわけだよなあ(苦笑)