そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

風林火山#39「川中島!龍虎激突」

http://www3.nhk.or.jp/taiga/
第1回川中島対決、最初からクライマックスすぎ!
何やら歌を詠みつつ神がかってる景虎くんが、ちょっとジャンヌ・ダルクのように見えたよ。過剰な俺正義で魔を成敗することが、神に代わってお仕置き、いや、救世の戦いだなんて、常人にはとても口に出来ません。越後勢は降魔の軍って(笑)スゲーな、景虎くん!


武田VS越後は、即ち勘助VS宇佐美さんの駆け引きの戦いですよ。
どうも今一つ勘助に分が悪いというか、宇佐美さんの方が腹黒く思えるせいか、武田押されてるよっていう息詰まる緊張感があるなあ。勘助と宇佐美が同じ地図を見ながらコマを動かすところは、判りにくいからいっそのこと同じ部屋で二人詰めてる画で見せてくれてよかったのにな。心理的な状況としてはそういう描写でしょ?ちょっと中途半端。
そして今週は何と言っても、馬場やんの言ったことで勝手に追いつめられてる諸角殿の所業。おじいちゃんらしい自分判断で、結果武田を窮地に陥れるのがちょっと切なかったな。
まあそんな個人的な思いで勝手に死に場所を作ろうとされても・・・って気もするけど、何となくこれで武田の結束は固まったような気がするのは気のせいじゃないよなあ?
信繁が泣きながら諸角をぶったり、馬場やんが一晩馬上で出陣を待ってたり、勘助が策を巡らして夜襲をかけようとしたり、なんだか悪いのは諸角殿なのに、みんなが一丸となっておじいちゃんを助けようとしてるのが、なんだかワクワクしたんだよ。生き恥をさらせというのも、まさにお屋形様のおじいちゃんへの深いラブ。
いいけどこれって、結局諸角たちがそのまま撤退してたら膠着状態で引き分けだったけど、おじいちゃんが勝手なことしたせいで窮地に陥り、とっさに思いついた勘助の策で勝ち戦に持っていったけど、でもそれじゃ納得できーんと思った景虎くんが、わざわざ武田軍を脅しにきて、睨み合いで引き分けに持ち込んだってことでいいのかな?なんだかすごい駆け引き合戦。ああワクワクして楽しいなあ!


そうそう、賢い春日くん、取って付けたような「養子になった」ナレーションに笑った(笑)「孫子の教えにござる」といいながらたぶん思い描いてるのは勘助・・・ちょっとハラハラした。なぜか(苦笑)