そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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ロス:タイム:ライフ#10・11「特別編」

http://wwwz.fujitv.co.jp/losstime/index.html
はっきり言えば蛇足だなぁ。大泉の話で終わればキレイだったのにな。番組的にはおまけというかあってもいいんだけど、逆にいえば最後じゃなくて終わり間際に持ってきたほうがよかった話だよ。大体尾元さん、大泉の話で主審じゃねーか。
前半は病室でロスタイムが始まって寝たきりのまま娘に心残りの精算をお願いするという、このドラマのバリエーションとしはそれなり面白いし意義がある話だったけど、後半は微妙。
意味はあるんだけど、初めて見たキャラの過去の話を延々されても‥‥という、シチュも手伝って手抜きの舞台劇見てるみたいで退屈すぎるよ。
あと最初からそういうつもりはあったのかもしれないけど、1〜9話までの尾元さんの扱いも中途半端で、そんなキーキャラクターでいいのかって感じ。はっきり言ってTV雑誌とかで言及してるから余計に扱いが中途半端で、番組だけを見てて気になるように描かれてるわけでもないしな。見落としあるかもしれないけど、そういう扱いだったのって8話の部長編だけじゃんか。
まあこの前後編に関しては、例の実況がナレーション以上に意味を持ってたんでその使い方がよかったってくらいで、「前半のハイライト」解説とか「一週間のハーフタイム」とかの言い方は気が利いてるけどホント小ネタだよなあ。
このドラマ全体にまとまりとか統一感が欠けたのがとにかく残念。ネタは面白いのに。お話はベタだったり1アイデアものであるだけに、そいう言うところがちゃんと詰められてないのがもったいないというか、やるなら徹底してやんないとな。この時間帯のドラマとしてはキャストが揃ってれば気の利いた小ネタってだけでも持つと思うんで、もっと時間かけて最初からパッケージとしてDVDを売るつもりで作ればよかったのに。だってこれ、DVDをBOXで買う意味ないだろ?(キャストのファンなら)
影の存在ではあるけどこのドラマのメインて「謎の審判団」なんだから、審判団の扱いは各回でちゃんと統一して欲しかったよ。それあっての「ロス・タイム・ライフ」なのに、参加してるクリエーターの方がそれを理解してない話作りになってるってのは、どうかと思うよ。