そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

チーム・バチスタの栄光#4

http://www.ktv.co.jp/batista/
白鳥さんはカッコよかったーとだけ書いて終ろうと思ったけど、今回の話はキチンと面白かった!
桐生先生と鳴海先生の兄弟コンビの聞き取り調査。桐生先生が鳴海先生の才能を潰した話を聞きつつ、若さ故自分の能力に対して自信がなくて焦る酒井先生の話に重ねていく脚本が上手いし、桐生先生の「才能の無いものがいくら努力したって並の外科医にしか成れない。最後にものを言うのは、才能だよ」のセリフを酒井先生の努力に被せて見せる演出も判りやすいし。そういうとこでそれぞれの仕事に対する誇りと自信を描写していくのが細かく行き届いていたよ。
画面もわりと人物の位置関係やポジションの見せ方に拘ってたし、描写として判りやすいとこでは鳴海先生の人柄を、病理検査の女性患者を絡めて田口先生の信頼を得る、またはその逆も‥‥って見せたりとかさ。
酒井先生の方も田口先生との関係、盗まれたビデオテープのこと、柿沼先生との関係性の描き方とか、文句なし。
全体には桐生先生は最初から白だとしても、鳴海先生、酒井先生、柿沼先生という疑われてしょうがない医者たちを、彼ら自身の仕事に対する誠実さをもってこの連続殺人をするはずがない(まだ完全に白ではない)という風に持っていって視聴者に納得させるストーリー展開がよかったですね。毎回これくらいのレベルなら手放しで褒められるのになあ。というかこれほぼドラマオリジナルな展開じゃないか。設定的なものは確かに原作通りだけど。(そういや原作で酒井先生と田口先生が同期で40近くっての、すごく違和感あるんだよな。お話的にってことだけど。せいぜい30だよ)
誰かが白に近くなると、今度は麻酔の氷室先生と看護師の大友さんが‥‥と。いいけどさ、仕事帰りにちょっと飲みませんか?ってので行くにしちゃ、ずいぶんお高そうな高級レストランよ?給料いいんだ。
そういや初ゴールデンでそこそこ出番のある酒井先生のズッキー、ズッキーはやっぱり問題なく上手いなぁ。でもやっぱり今回も仲村トオルに釘付け(笑)もー、白鳥のキャラが地かってくらいに上手すぎる。あの嫌みったらしいセリフを喋るテンポとかイントネーションとかスピードとかどれをとっても言うことないよ。今ウチでは白鳥口調ブームが‥‥w