そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

流星の絆#4

http://www.tbs.co.jp/ryuseinokizuna/
さーて今週の流星の絆は「ダイヤと嘘とやさしいレストラン」「妄想係長高山久伸FINAL」「さわやかオン・ザ・ラン」の3本で〜す。んがぐぐ。
メインの行成を騙す話は進行中、合間の高山の話は一応これでケリ付いた?高山、ちょっとは疑えよ。おまけにホストの一矢まで再登場。気がつけよ(苦笑)
ついでの昔の孤児院仲間の不倫の話で50万ゲット。気持ちは判るがそれもどうよ?不倫って判っててやってたんでしょーよ。いいけどさわやかでない不倫相手のデビット伊藤の話のオチが「ニューハーフかー!」って、そうじゃないだろ!(爆笑)
それはともかく、クドカンの脚本は笑いで全体に軽く流してはいるけど、何だか切ないなあ、特に功一兄ちゃん。
とがみ亭御曹子の行成にイラッときたから‥‥って、一見無神経な行成見てりゃそりゃ判るけど、ホントは自分を可哀想だと思いたくないからだよね?お互いの境遇がどうとかよりもたぶん、普通の人が聞いたら8割り方同じ反応をするだろう前回の実家の洋食屋が無くなっちゃった理由を聞いた時の反応に、世の中の理不尽さを見たんじゃないかって気がする。その上行成のキャラがあんなんじゃ‥‥理屈じゃないよな。
元孤児院仲間のちーちゃんが子供を堕したいって言う理由に何か言わずにいられなかったのも「孤児院生活は可哀想だ」っていう当事者含んだ世間の思い込みとそういうことを「当たり前に言っちゃえる他人」っていうことに納得いかなかったんだよな。だって彼らは「犯罪被害者が面白可笑しく生きて何が悪い」の人たちだからさ。人生辛いことばかりじゃないしその時々ではちょっとは楽しいこともあったはずなのに、境遇だけで「可哀想」って言われるのがヤなんだよな。そんな鬱屈した功一の心情はちょっと切ないよ、さすがはいろいろ抱え込むお兄ちゃん。
そしてアホの坊ちゃんだから金を騙し取ろうと思ってたその行成が、意外と仕事熱心だったりすることにも功一は納得行かないと思いつつ、でも静菜は恋しちゃうんだよなあ‥‥カワイソ、お兄ちゃん。
ってところで、思わぬところで犯人の顔が‥‥、しかも静菜が食べたハヤシライスの味が‥‥って、これやっぱりストレートにシリアスでやられたら重くて耐えられないよー。
最初は行成が功一のハヤシライスを食べてなのかな‥‥と思ってたんだけど行成はそんなキャラじゃないってとこで静菜かー。どうなるんだろ、ハラハラ。正直ここまでの話の展開は想像はつくんだけど、ここから復讐はどうなるのかが気になるよ。静菜と行成の恋は上手くいって欲しいんだけどなぁー。
そいや刑事さんたちもやっと気がついた「ジョージ」の秘密。カレー屋「ジョージクルーニー」、ビデオ屋「トミーリージョージ」、孤児院は「聖ジョージ孤児院」って、判んない方がオカシイか。というか、親代わりのつもりだったのになあっていう柏原さんも切ねー( ´Д`)