そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

Q.E.D.〜証明終了#5

「サスペンス刑事/狙われた美人女優/迫りくるストーカー/断崖にこだまする銃声/可奈と想は全部見ていた」
http://www.nhk.or.jp/drama8/qed/
うっかり溜めてた。もう金曜日じゃねーか。
それにしてもサブタイトル長すぎです(笑)
お話としては意外とといってはなんですがきっちりまとまってて面白かった。今回は脚本家違うんだね。
まとまってはいるけど話の内容はといえばいろいろ突っ込みどころあるんですが、まあいいやと思えちゃうのはこのドラマの味なんだろか。もうだって、こういう子供向けドラマでこういうテイストなんだからなあ(笑)
一番そう思ったのが、冒頭からして新旧人気女優の(しかもドラマの女王的な)いかにも安っぽいドラマのような牽制っぷり。つかこれ自体ドラマだってーのw
2時間サスペンス的にありがちなネタを絡めつつ、事件なのか事件のためのヤラセなのか、どれがドラマの中の劇中の現実なのか、その辺が何もかも曖昧なまま"火サス"テイストで(劇中的に)本当に女優殺人に。この曖昧さがなんだか少年探偵団的なお約束の世界って感じ?や、オレはこういうの結構好きだからOK。
ホントに火サスのジングルを携帯の着メロに使ったりってのはまあ上手いなぁって感じだけど、ちゃんと許可は取ってるんだよね?w あちこちにそれっぽいカットもあったりして、何となくなんちゃって火曜サスペンス劇場にはなってたような。
それにしてもカサス刑事みたいな人を税金で飼ってると思うと何だか微妙な気分になるけど、水原パパが仕事は出来るって言ってたから、まあそれなり普通の仕事はこなせるんだろうなあ‥‥と信じたい。彼は微妙に本気なところがちょっと間違うと痛々しくなるんだろうけど、このドラマではギリギリOKかなぁ。ハッピーエンドなところは火サスじゃなかったね(苦笑)軽いやり取りでの伏線化とその使い方やまとめ方は上手かったな。マネージャーが犯人ってのはともかく彼のやってることは到底サスペンスとは言い難かったけど。普通のドラマなら真っ先に疑われるってw