そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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Q.E.D.〜証明終了#8「罪と罰」

http://www.nhk.or.jp/drama8/qed/
黒睦月‥‥!(笑)つか北条くんは院生って年じゃないよね?蒼くんと殆ど変わんないよね?←5歳も違いましたw
喋れば喋るほど自ら墓穴を掘りまくる千田川は浅はかだなあ。まさにシャロウグレイブ、浅墓。イヤまあだいたい黒睦月くんもやってることは浅はかなんですがw
それはともかくとして、結局殺人の真犯人も千田川なの?思わず頭の方見返しちゃったよ。なんか騙された?
千田川が本当に犯人なんだったら、冒頭からの千田川のモノローグ込みのドラマ部分はそもそも彼の嘘か妄想であって、燈馬くんに犯人だと言われて無実を叫んでるのも嘘ってことになるよね。
それがドラマとして成り立つのって、誰かに対して千田川が事の顛末を語ってる状況か、千田川が分裂症かのどっちかです。でもクローゼットの中から殺されたサンタのじーさんの顔を見たのは確かな記憶だし、靴あとが3人分しかないのは確かな証拠だから、千田川が真犯人ってことでQ.E.D.。ただし噂の連続窃盗犯は千田川じゃないってことだよな。
それにしたって、こういうト書きで嘘つくのはミステリの基本としてはありえないでしょ。これはダメだと思うんですけど、いくらこのドラマがミステリじゃないって言ったってさ(苦笑)(ミステリじゃないからいいのですw)
しっかしホントに千田川って頭良いの?良くないよね。学費くらいで人生棒に振っちゃうんだから。頭良いんならもっと割りのいいバイトするとかさー。ローンなんかするなよな。つか大学院辞めればいいのに。勉強はできるけど要領悪くて大学院に残っちゃったって人かなあ。ああバカだバカだ。
そんな黒千田川くんには「貧すれば鈍する」という言葉を捧げたい。
ああそうそう、可奈と燈馬くんはどう見てもカップルです(笑)千田川の呟きがちょっとツボったけど、普通の青春送れて良かったなぁ燈馬くん。あと2話かー。
 

追記。

コメント欄で考えたこと。長いのでこっちに。原作がどうなのかは知らないんだけど‥‥
今回の話は千田川の一人称のモノローグ(妄想)で始まった話で、本来マンガなんかでやる場合は千田川が逮捕されるまでは千田川視点のお話でやるべきなんだろうけど、まあドラマなんだからところどころに千田川のいない三人称の、主人公たちのシーンがあってもいいんだよね。それは別に変じゃないの。
でも最終的にこの話がなんでまとまらないで判りにくいかというと、最後の燈馬くんの証明シーンで千田川の視点が無くなってるからで、燈馬くんが千田川を犯人だと言った時に、千田川のモノローグで「何言ってんだコイツ。そんなバカな、俺が殺すわけないじゃないか‥‥」といいつつ自分が殺したんだということを思い出したシーン(クローゼットから見たおじいさん)を視聴者に見せた上で、「俺が殺した‥‥!」と自分がやったんだということを認識させつつ、実際のセリフではやったこと自体を否定するように「俺は無実だ!殺してない!」と叫ばせる(自分への思い込みのため&他の人へのパフォーマンスとして)‥‥じゃないと、成り立たないと思うんだよね。だって殺したことを事実として認識してるのは千田川本人だけなんだから、彼が殺人を肯定しないと視聴者には誰が殺したかがダイレクトに伝わらないからさ。
で、このパターンなんかで‥‥と思ったら、これって「スカイハイ」(ドラマ版)なんだよね。 *1 そういう意味では上手くやれば面白くなる話だったんだけど、脚本が今一つそこまで持っていけなかった‥‥のが残念かも。この脚本の人、やっぱり詰めが甘いです‥‥( ´∋`)

*1:主人公の思い込みで見てた世界がイズコによって本当のことを知らされ、忘れていたイヤな現実を認識して‥‥ってパターン。