そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

神の雫#9(終)

http://www.ntv.co.jp/shizuku/
偉大な父親を越えるってことと、兄弟の和解の話ってことで強引にまとめにきた感じはあるけど、思ったよりちゃんとまとまったなあ。ホントはこの話って2回分だったんだろうと思うんだけどやっぱ打ち切りの余波?
ただやっぱりはしょった分、最後のワインを選ぶに至る理由の説得力がなかったというか、その辺は途中からそうだったけど、一青はともかく雫ってワインを飲み始めたばかりっていう設定がどっか行っちゃってた気がする。だって飲んだことないものの良さなんて判るわけないじゃん。雫が英才教育されたのはもともと持ってる味覚はともかくとして、実際父親から教わって体験したこととそれを表現する方法であって、でもそんな英才教育されてたとしても現在のワインの味云々何て知るわけないんだから。
大体ワインてのは栓を開けなきゃ良し悪しが判んなくて、そのタイミングだって重要なんだし、そもそも年によって出来も違うから、結局知るためには飲まなきゃって話でしょ。その上でワインについての知識が‥‥って話なんだしな。最初はその辺の足りないところをみやびちゃんとかマスターが補ってたんだけど、会社の面々が参加するようになって何となく薄くなってきた気はする。おざなりってワケじゃないんだけど逆に雫の考えが印象に残らないというか、雫がメインで動いてるわけじゃないからかなあ。
その辺もあって、最後の神の雫のワインがどれだけすごいのかってのがまったく判らなかったんで(たぶんこの辺が割愛されちゃったんだろうけど)、まとまりはしたけど面白かったかというとカタルシスにかけて残念ってとこでしょうか。やりたいことは判るんだけどねぇ。
まあ一青さんのオカシさはドラマ的にはずいぶん補ってくれてたけどさ。なんか初めて田辺をカワイイと思ったかも(笑)実の父のことを知って雫を平手打ちするとことか、最後にワインを届けに来るとことか。最後の対決が引き分けだったとこなんか、ちょっと萌え〜だと思ったもん(笑)
あと亀梨は演技とかはまったく問題ないんだけど、キャスティングミスって気がするのは、やっぱり若く見えすぎるってことだと思う。若造にワイン語られても‥‥ってことかなぁ。一青さんとも年離れすぎてる気がするし。持ってくるならアラサー男優だったと思うよ。あえてジャニなら松岡か櫻井、ギリギリ斗真くんかなあ。それ以下の年齢って、無理じゃね?