そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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侍戦隊シンケンジャー#11「三巴大騒動」

http://www.toei.co.jp/tv/shinken/http://www.tv-asahi.co.jp/shinken/
『殿をお守りすることが、すなわちこの世を守る事!』


なんか脚本の微妙さを指摘してもしょうがない気分になってきたんで、今後もその辺はスルー気味に。
その分‥‥なのかどうなのかしらんが、アクションが妙に気合い入ってると言うか、諸タン監督のおかげかアクション監督のおかげか、外道衆と十臓とシンケンレッドの三つどもえの戦いは大変に見ごたえあったんでいいや。やたら気合い入っててカッコよかったー!その前の外道衆とレッドの戦いも殺陣や見せ方が凝ってたしな。こういうところでカッコいいのはいいね。逆にいえばお話的にはそこしか見どころが‥‥
それはともかくドウコクは今まで自分が志葉家に封印されてたってことに気がつかなかったってことなの?なんつーお間抜け。十臓ですら知ってたってーのに。何でや‥‥というより、なんか話がややこしいというか、結局ドウコクと十臓と薄皮大夫はそれぞれ別の理由で志葉家に引っ掛かりがあるってことなのね。
まあ気になるのはこれで結局外道衆対シンケンジャーって、世界を害するものとの戦いというより、志葉家の恨みを持つものとの戦いになるってことだけど、いいのかなー?(^_^;)
だってドウコク的に世界を滅ぼす過程での邪魔者を排除することから志葉家への恨みを晴らすってことにならんか?つまり 世界<志葉家 なんですが、この辺もゲキレンっぽく小さくなってきたなあ。果たして子供には面白いのかしらん。大人はそれでもいいんだろうけど。
それにしてもつまり外道衆の奴らって、先代が不完全封印するまで暴れ回ってたってことですね。お父さんが亡くなった時よりも若い丈瑠は、今そのモヂカラを会得しなきゃならんってことだし、それだけの潜在的な力があるって描写は特にされてなかったと思うけど、さて。
過去の描写が出て、たぶん幼い丈瑠を逃がしたあとのお父さんの最後とか先代殿を守って果てた家臣たちとかいろいろ出てきたし、なんかいろいろ布石な感じですね。
しかし志葉家しか使えないモヂカラの文字があるんなら、何で志葉のお父さんはもっと子供作っとかなかったんだ?丈瑠が死んじゃったら外道衆は封印出来ないじゃん。それとも腹違いの兄弟がいたりするのかなあ。>6人目とか?w

でもって、殿のストイックさって心身ともに未熟だったからってことでいいんですね?そういう風にしか見えませんよ。自分が未熟だって判ってるから家臣たちの捨て身の献身を受け入れられない、自分の力で家臣を守ることが出来ないから突き放してた、そういうとこで殿として虚勢を張っているから仲間として打ち解けられないっていうことなのね。ああ殿はカワイイなぁ(笑)
殿のプライドというよりは、ただでさえ戦士として未熟な家臣たちが自分を守ってより危険な目にあうことは、殿として耐えられないってことかな。それこそが自らの未熟さって事だもんな。殿も家臣もまず自分の身を守れるようになることが先決だし‥‥ってことで、ワザと突き放してるけど、それが裏目に出てるって事も殿の精神的未熟さだしな。
それでたぶん流ノ介とことはが自分の盾になって負傷したことの責任感じで家出?殿が狙われてんだから一人になったらもっとマズイじゃん。何か目算あっての家出ならいいんだけど、状況的にはいたたまれなくなって逃げたってことかなぁ。まあ未熟なんだったらそうかも知れんし、その方がカワイイ気がするんで、戻ってきて打ち解けるってことになるのかどうか、楽しみです。(としか言いようがない)
殿はなんか後ろ姿で語ることが多いなあ。表情を見せたくないってのは、そういう未熟さを描写してのことかなぁ
あと千明が黒子のことを「黒子ちゃん」って言ってたのにちょっとウケた(笑)千明はいいねぇw


予告。殿、もう戻っちゃうんだ。