そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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仮面ライダーディケイド#17「おばあちゃん味の道」

東映http://www.toei.co.jp/tv/decade/ テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/decade/
『大切な真実はそれだけだ。これからもお前を守る』


そういや士くんがマユちゃんのこと気に入ってるのは、たぶん写真を褒められたからじゃなかろうか?w
でもってフィロキセラワーム(笑)作ったものは使い回すってことか、東映
 
まあ真っ当に本来のカブトのお話でした。あんまり当たり前すぎてちょっと面白味も意外性もなかったくらい。
というか本来のカブトって、カブトである天道総司がなぜワームと戦うのかという理由がワームである妹のためなわけだけど、ここまではっきりと「妹を狙ってくるワームを倒す」だったら、オリジナルもダブルスタンダードには見えなかったろうに。その上で妹がワームだと世間(というか周りの人間や視聴者)に知れた時に「世界を敵に回しても"妹"を守る」というのが天道の「人間としての正しさ」だったはずなんだよな。(これはおばあちゃんも同じ)だからお父さんからそのための力を託された‥‥って、別に難しい話じゃないよね?
まあその過程で結果として秘かに穏健派のワーム(ネイティブ)と人間が共存する世界を「守る」のが天道総司の「俺の正義」で、そのためのカブトの力だっていうんならそれでもよかったのになあ。あんな話になったのは誰が悪かったんだ?誰が判ってなかったんだろ?米ちゃん?白倉さん?なんで「人間の敵であるワームは倒すけどワームな妹は守る」に見えて、その「妹を守る」という理由の見せ方を曖昧にしちゃったんだろう。だからおかしかったんだよな。
まあそんなことがはっきりとわかったディケイド世界のカブトだったんだけど、でもカブトってこういう理で筋を通す話ってワケじゃなかったんで、古怒田さんのお仕事は不満はないけどオレにはちょっぴり物足りねー。ああ會川さなんならもっとニュアンスを拾ってくれたろうに。そういう理屈として筋の通った「お話」じゃなく、ソウジのやってることの「正しさ」を見せて欲しかったんだよねー。だってカブトで大事なことって、ソウジのやってることが絶対的に正しいってことなんだもん。
まああとはさ、クロックダウンシステムを壊したらまたカブト暴走中って、じゃああの止まって見えてたのはカブト的にものすごく長い時間制止してたってこと?(苦笑)というかマユはワームだったって自覚したんだから、クロックアップしたら話は出来るよね?そういう問題じゃない?(笑)
解決したように見えて解決してないのは、このまま一生マユをワームから守り続けることは出来ないってことなんだけど、ワームを全滅させてライダーが必要なくなったらまたクロックダウンシステムを作動させるんだろか。この世界で行き着くところはマユ以外のワームのいない世界なんだけど、それが正しいかどうかはわかんないね。ただお兄ちゃんは戻ってくるけどな。というか、時間の流れが違うだけでいつだって傍にいるんじゃねー?そばにいない(ように見える)時もずっとそばにいるんだよ。これは正しいよな。w
この世界の士くんは、おばあちゃんとソウジが正しいからいつもの根拠のない万能感を発揮してなくてちょっと残念。そういとこで突っ込むのってユウスケの役割のはずなのにそれも機能してないよ。ユウスケは自分の役割を振られてないし、士くんはコスプレってだけだったし。
今回の士くんのソウジへの決めゼリフが何となく説得力に欠けるような、馴染んでない感じがするのは、古怒田さんの士くんが何でも判ってるキャラじゃないからだと思うんだけど、どうかな。やっぱり古怒田さんのお仕事はちょっぴり物足りねー。カブトの話としてはキレイにまとまってるんだけど、本質的なところは判ってないってことか。ああ會川さーん‥‥
まあ最後の士と海東のやり取りはちょっと面白かった。海東、コショウ知らないのか(笑)カブトのクロックアップシステムを手に入れるってカブトを手に入れるってことじゃないのかい?伝説のスパイス・胡椒でいいんだー。『イエス!』って、アホなのか(笑)
しかしキバーラに擬態するワームって、質量どうなってんだ?だったら鳥でも虫でも擬態出来るんじゃね?w
でもって鳴神さんが響鬼に変身?えー?(笑)
そうそうイクサの声が名護さんだったー(笑)


予告。
やっと来たオリジナルキャスト。つまり主役以外で特撮ご用達な人は連れて来れるってことか。サービスサービス!w
でもってヒビキさんはデビなの?それよりも士くんのピンクの胴着が‥‥(笑)というかヘンな赤鬼がいたヨ!(笑)