そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

赤鼻のセンセイ#2

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まえだまえだはカワイイなぁ(*´∀`*)
1話目より参太郎がウザくなかったのは参太郎の「余計なおせっかい」がちゃんといい方向に向かったからかな?
参太郎が和田に林檎の木を植える話するとこでちょっと泣けたもん。いや彼があまりにも必死だったからさw
そりゃ参太郎が和田に対してやったことは本人からしたら余計なお世話で、希望なんか持てないと思ってる入院患者に対しては無神経なのかも知れないけど、今回は恋愛話で相手の子も和田に好意的だったからお節介が好意として成り立ってたんだと思う。
というか、和田が考えてる「どうせ自分なんかが‥‥」みたいな卑屈さって、治る当てのない入院患者だからってことだけじゃなく、おそらくあの年代が感じてる異性に対しての根拠のない引け目ってのもあるんじゃないかなあ。
1話で太川先生が言ったように参太郎が無神経なのは、彼が今までの人生の良かったことも悪かったことも含めて普通に生きてきたことを"恵まれている"と思ってないことなんだけど、大多数のそういう"恵まれてる"人間からしたら、そんな経験すらできない和田の気持ちを聞かずに分かれというのは無理な話なんだと思うよ。
まあ参太郎がバカではないってのは、分からないから分かりたいと思っていろいろやってみるというストレートさと、なぜダメなのかをちゃんと理解出来ることで、彼がバカなのはそれを実際やってみて体験しないと理解出来ないってことだと思うんだけどね。でもそこで相手を傷つけたと思ったなら、それは理解をもって謝れる素直さと人の良さがあるし、そのストレートさがいい方向に向けば良しってことじゃないかなあ。「わかりたい」ってことは相手に興味があるってことで、それをアピールでなく本気でそう思ってるってことが、参太郎の単純さもあってちゃんと相手に届いてるんだと思うし。
太川先生の秘密についても、要は和田の恋心と同じで気にしてるのは本人だけで、そういう拘りを「理解出来ないもの」として取り払うことが出来るのって、結局参太郎みたいな人が良くて無神経でお節介な人間なのかなぁって気はする。本人には大ごとだけど他人からしたら大したことのない話‥‥に限るけど。
結局和田の話も、一方的に恋をするだけじゃ生きる希望にはならなくて、恋をして相手に伝えるからこそ希望を持つことが出来るんだって意味で、「明日世界が終わると判ってても、今日林檎の木を植える」ってことだと思うのよ。
オレ今までこの言葉って自己満足系の行動論だと思ってたけどそうじゃなくて、自分が諦めてないってことを誰かにアピールすることで、他人も希望を持てるっていうことなのかな。自分が心の中で思ってるだけじゃダメで、行動するってことが大事だと思うんだよね。だから他の先生たちみたいにわかった風な考えであの子たちのことはそっとしておいてあげよう‥‥じゃなくて、参太郎みたいに分かろうと思って行動することが周りの人間の考えも変えて行くってことだと思うし、それに意味があるんだと思うんだ。それでこの言葉が太川先生から参太郎に、そして参太郎はまったく意味が判っていなかったにも関わらず、それを和田に言って聞かせるところでその意味を理解して、それがちゃんと和田に伝わったってことが大事だと思うんだよ。
参太郎の和田への熱い語りのシーンも、それとは対照的な太川先生と和田の静かなコーヒーの場面も、意味としては同じく和田のことを気にかけてるってことなんだけど、それぞれが丁寧な描き方をしててちょっと良いシーンだった。
参太郎をウザイと思って敵視してた太川先生も八重樫も、一応その辺気がついてるのか認めつつあるみたいで、八重樫の「和田のこと、ありがとう」が和田のためであっても、ちょっとは参太郎が報われたかなあとホッとしたし(笑)
今回はとにかく恋愛ネタで、医者と美術担任、音楽担任も参太郎に協力してイイ感じだったんで余計に。そして遠野先生はがんばれ!(笑)
でもって大泉の「ナーイス!」に爆笑した(笑)だってあの2人のタイミングが‥‥w いいけど「シルクちゃんによろしく」のためだけに飯田元基って贅沢だな。劇団の社長も勿体ぶってるから、誰なのかちょっと楽しみ。
ところで須賀くんは声変りなの?