そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ダンディ・ダディ?#5

http://www.tv-asahi.co.jp/dandy/
録画失敗して(またタイトル数制限に引っかかった!早くHDD整理しないと‥‥)半分しか見られなかったけど、まあいいや。
結果としてコバちゃんとあかりは元サヤに戻ったわけですね。
まあ見た分だけで言うのも乱暴ですが、子供はいつか旅立って行くわけで、娘の記念日を記録し続けてるような子煩悩なパパでもそれをちゃんと祝福出来る、龍之介が「恋愛マスターとして娘にあえて恋愛を進めるパパ」なんだってことに意味があると思った。このドラマのそういう描き方がとても好きだなと。
あかりの可愛げの無さには毎回微妙にムカついてるんですが、今回はそこんとこほとんど見られなかったせいか(笑)、あかりの態度すら人を好きになることに理由は特にいらないんだと思った。あかりがコバちゃんを好きな理由が「コバちゃんの人としてちゃんとしたところがパパに似てるから」でもいいかなーと。や、オレがそう思っただけですが。
コバちゃんからしたら由奈のことより2人の両親の問題の方が大きいのは当然で、彼が人としてマジメでちゃんとしてるからだと思うんだよ。あかりが、というか仮にそういう事情を知ってたとしても女の子が親のことよりライバルのことを心配するのは当然というか、まったく発想からして違うんだけど、そういう恋愛中心でしか考えられない、そこら辺のわかって無さがあかりにイラつく原因だとも思うんだけどさ。
だからなんかコバちゃんの人としてちゃんとしてるさ加減と、パパのそういう恋愛至上主義ではあるけど「娘が旅立つこと」をちゃんと理解出来てるって部分は同じかなーと思っただけですけどね。娘は自分の「物」ではないんだよな。心配するのは親の権利だけど。
それと堂島の娘との話も(最後しか見られてないけど)、パパが娘のことを気にかけている限り娘だってパパのことを想ってくれるってことなんだと思うし。(最後しか見てないけど)人にはそれぞれいろんな事情があるんだろうなあ‥‥と思える堂島のキャラ造形も好きだなあ。あんな腰ぎんちゃくっぽい役なのにさすが八嶋というか、それとも脚本の描写勝ちなんだろか。ちょっと泣ける。(最後しか見てないけど)
話としてはいい感じに進展してて、とうとう佐々木が息子の彼女の素性に気がつくのか‥‥ってとこで、このモンタギュー家とキャピュレット家の親たちはどうするのか楽しみ。学祭の劇ではハッピーエンドだったけど現実のあかりとコバちゃんはどうなるのか。つか和解するしかないんだろうけど、どういう展開なのか?
ところで石黒くんは最近顔伸びてない?成長した?
 

感想追加。

5話、ちゃんと見たんで一応追記しときます。
えーと、あかりがなんでコバちゃんのことを好きなのかまったくわからないってのはあかりの可愛げの無さもあるけど、やっぱりあのキャスト陣の中にあっては致命的に南沢奈央が判ってないからだって気がする。というか本人がホントに可愛げのオーラをまったく持ってない、性格悪そうなのが透けて見えるんだよなー。「シャカリキ!」でも「赤い糸」でもそう思ったんだけど。このポジションって南沢奈央桜庭ななみ以外にいないのか?南沢奈央でなければもうちょっとあかりはガンバレと応援したくなるキャラだと思うんだけどなぁ( ´∋`)‥‥と、ものすごく残念な気分になりました。
今回はそういうあかりの気持ちの話、あかりがいかにコバちゃんのことを好きなのかが重要な話だったから余計にさー。なんつか、ああいうタイプの高校生らしい溌剌さがないというか初々しさもないというか、妙に老成した感じなのが見てて我に返らされるんだよなあ。不倫に悩んでるOLの役じゃないっての。演技も硬いしなあ。この子って、頭で演技するタイプじゃないか?役の気持ち判ってないよな。お友達の朋ちゃんの子の方が余程カワイイよ。
まあそういう南沢奈央のあかりのダメな分まで見どころたっぷりの龍之介とコバちゃんは面白すぎだし、後藤ちゃんの頑なさと堂島の娘の話はなかなかいいアクセントでした。
何か細かいことでオカシイこともいろいろあったけどまあいいや。いろいろ見ごたえある話だった。