そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

傍聴マニア09#1

http://www.ytv.co.jp/bouchou/
えーと猿ロックの最終回は、最後の10分しか見られませんでした‥‥( ´∋`)
てことで新番組。これ、結構面白いかも。
1話目は特に何がって感じでもないけど、淡々と一人のフリーターがたまたま行った裁判所で裁判の傍聴にハマってしまう‥‥ってことだけ。ことだけって、ことだけ‥‥かなぁ(笑)
たまたま熱心な傍聴マニアに引っ掛かり、たまたま好みの女の子に付いていったら裁判だった、でもそれが結構面白くて‥‥っていう、極めてフツーのフリーターの感じを向井りーがいい感じにやってて、やっぱり向井りーって相当キャパ広いなあ。つか、社会経験ともともとの賢さがちゃんと役作りに生かされて見えるから、好感もてるんだよな。だって、バカに見えないんだもん。見てて思うに、この役ってフリーターだけどバカだとダメだし。
ただただ裁判を傍聴する話だけど、その裁判にどんな駆け引きや裏があり、参加登場人物(あえてそう言うが)の事情や気持ちを描くための手法が「飛び道具」なので、すごくわかりやすいです。飛び道具というか、シーンを止めて解説するっていうやり方だけどね。(メタではなく"手法"です)
これはむしろあれだね、裁判員制度に対しての啓蒙ドラマかなぁ(苦笑)
ネタ自体にはもうちょっと突っ込んで欲しい気はするけど、45分ドラマで裁判二つだからこんなもんか。扱ってる事例自体はあんまり深く考えるものでもないって感じ。考えても所詮フィクションだから、受け取りようによって見え方が違うし、それを考えるドラマではないってことで。真実と裁判の内容・結果は違うし何が正しいとか言う話でなく、そこにある「いろんな事情」をかいま見る、ある意味覗き趣味的なワクワク感を主人公たちと楽しむドラマってとこかなー。だって山野さんがそういうスタンスで見てるんだもん。彼的には「裁判ショー」だろ?(笑)
その向井りーと六角さんの組み合わせは何となく見た目で面白くて、思った以上にマッチングがいい感じ。お芝居のテイストが似てるのかなあ。
あと意外とキャストが豪華かな。忍成(またロクデナシか!w)とかいしのようことか。