http://www.tbs.co.jp/hancho/
なんで前後編で演出も脚本も違うんやｗ
つーことで7年前の事件後編はわりといつもの雰囲気の「ハンチョウ」。
しかし、元警察官にはいくら個人的な復讐のためとはいえ安易に殺人はさせないってとこに「ハンチョウ」班の気概をみたよ。後味は断然いいもんな。別にそれでもお話的に無理とかご都合があるわけじゃなし。安っぽい二時間ドラマみたいな展開にならなくてよかった！
その分安積や高城の今度こそやり直したいという気持ちが警察の正義として描かれ、警官ではないと言いながらも復讐という私怨ためにでも人を殺すという一線は超えない美鈴のやってることの正当性も保証されるって意味で清々しいです。権藤も捕まったし。
というか美鈴が本当に権藤を殺すつもりだったかどうかはともかく、TV中継が入ってる状況を選んだのはいろんな意味でそういうことなはずなんだけど、そこら辺何も考えてないように見えるのはちょっともったいないなあ。ドラマとして安積の説得だけでなんとなく雰囲気的に納めようとしてるふうにも見えるし。
安積班が、美鈴をSWATが狙ってることを知ってて何もしないで安積の説得に任せてるとか（窓に布でもかけたらどうだろう？）、TV中継（生放送なのかよ）されてることを考えると、あの美鈴の告発のあとで警察が狙撃したってわかったら結構大変な事にならんかなー？だいたい美鈴は警察不信があるからこそ、あそこで安積たちの説得に耳を貸さないのはちょっとカタルシスがないというか、美鈴の本心がよくわからないし。あの状況、撃たれたのが高城管理官でも相当まずい事態だと思うんだけど（苦笑）あと逮捕された実行犯の3人と秘書には、ちゃんと話としては突っ込んで欲しかったかな。
まあそこら辺がちょっとあやふやってくらいで、今回はまあ安積さんの泣きが見せどころってことかな。というか見てる方としては権藤に脅されても屈せず、捨て台詞というか挑戦状を叩きつける安積さんカッコいい！同じく権藤の圧力に反抗する高城さんイカス！イベント会場の警備に行く安積班を止めず、退職届を持って祈ってる金子課長ありがとう！って感じですが。イザというときは頼りになるなぁカネゴン！（笑）
チームのみんなもまんべんなく見所あるし、面白かったです。
次回が最終回ですが、あえてずっと引っ張ってた7年前の高城と安積の話で締めないで円満に解決させるてのがよかったです。
あとこれで神南署安積班としても本庁に潰されることなくシリーズ3に‥‥ってことですか？（笑）舞台としては湾岸署よりは神南署の方がいいなあと思うんで。
