そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

龍馬伝#12「暗殺指令」

http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/
いやー、今回は大変にわかりやすい「久坂玄瑞の初心者のための尊皇攘夷入門」でした(笑)演出も渡辺さんで面白くてわかりやすかったし。
攘夷は攘夷で尊王尊王ね。でもそれが繋がってるってのは龍馬じゃなくてもだからなんで?と思わなくはないけどさ。久坂玄瑞はなんだかあのヘンテコエキセントリックな吉田松陰先生の弟子といえば弟子だって感じのヘンテコハイテンションな人でした(笑)
攘夷に傾く気運は確かに日本国に対する外国の侵略だといえばそうだし、だったら外国に対して戦う姿勢を見せるのもしょうがないかな‥‥と思っていたところでしたよ(笑)いや、不平等な通商条約のせいだってのは知ってますけどね。ホントあいつら日本を植民地くらいにしか思ってないだろうよっていうね。もうちょっと日本の文化程度が低かったらそれこそ大砲打ち込んでたぜ−? *1
でも武市さんのは久坂玄瑞みたいに事実から論理的な結論を出してるわけじゃなく、単なる感情論だろよ。やっぱりあのまま江戸で他の藩の人たちと交流して自らの視野の狭さと器の小ささを自覚した方がよかったんじゃないのかなあ。
そして吉田東洋の言い分ってのも当然というか、だから山内の殿様は幕府に対して反抗の意思があるんでなく単なる辛口ご意見番だろ?(笑)そこを見誤っといて藩を動かさないと‥‥って、あんたホントに土佐の人?って感じ。慎重すぎて自滅。合掌。
まあそんな武市さんの人柄の説得力ってのは十分以上にあったんで、この顛末は自業自得というより至極当然な成り行きというか‥‥足げにされてもみんなの前で「怒られちった、てへv」くらい言える人だったらよかったのにねえ‥‥( ´∋`)でも東洋が武市を嫌いだっていのはすごくよくわかるw
もちろん一部始終をみてる以蔵だの収二郎だのの気持ちもわかるんだが、そもそもおまえらのせいで武市さん、後戻り出来なくなったんだし、ああいう近視眼的な人を頭に頂いてる以上しょうがないよな。だいたい龍馬への依存っぷりとか見ておいおいって思わんかったのかしらん。アンタらの頼みの大将はそういう人だよ?
龍馬が攘夷のことを知りたいから長州へ行きたいといった時の喜びように心の底からよかったね〜と安心した心持ちになったんですが、あっという間に急降下。急降下どころか奈落の底へ。この人はどうしても間が悪いというか人生の浮沈が激しすぎる (^_^;)
そして奈落の底にはブラック武市さんが‥‥(苦笑)見るからに器の小ささを露呈しすぎで可哀想なくらい。誰でもいいから武市さんを助けてあげてー!というか東洋暗殺なんて考えるなよー ( ̄д ̄|||)
そういや吉田東洋はお城に取り立ててやるっていった龍馬が土佐勤王党に入ってるってことはOKなの?つかそうすっと思想と身分差別は別物ってことだよな。ただ下士の奴らはそれを一緒くたにして何かを変えてくれるかもと武市さんに夢を見てたってことか。それは〜うーん、なんか目的が違ってない?
弥太郎はー今回なんかひとり幸せ満喫しててムカつくからスルーで。人の話聞けよ!って龍馬もかw
そして龍馬は攘夷を一体どう受け取ったんだ?どうもこの龍馬は腰が定まんないなー。
そういや前回は顔見せ程度だった要がどーんと。いや、さすが香川出身だけあって土佐弁のイントネーションに違和感ないなあと思っただけ。
あと昨日の新聞に、お佐那さんが客観的にいって相当な美人だったという文献が発見されたという記事がありました(笑)いいけど龍馬の婚約者って書いてあったよ。婚約してたんじゃん。酷いなあ龍馬は (^_^;)

*1:マンハッタン島然り、一見合法的な不平等な取引で騙し取るってのはあいつらの常套手段だろよw