そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

劇場版W・ゴセイジャー(3D)

http://www.tv-asahi.co.jp/w-gosei/
 
映画には関係ないんだけど、最近はいつも眼鏡のオレっちが3D見るからと思ってコンタクトにしていったんだけど、それでもXPanDの3D眼鏡は合いません。つかあれって鼻の高い外人仕様なんじゃないかなあ?鼻に引っかからないで落ちてくるから見にくいんだと思うよ?改善しようよ、あの形態自体をさー。
それとさ、今回見てる時にやたら接触不良みたいに画像がブレて見えて、調子悪いのか?と思って係員に言ったんだけど、どうやら真ん中にある3D感応部が隠れてると反応が鈍いってことらしいです。髪の毛がかかったりさ。アタシ、そんなの聞いてない〜!つかそういうことちゃんと説明して欲しいよなあ、開始前にさ。あとまた眼鏡汚れてました。見る前に気がついたからともかく、バルトってどうもその辺、対応が余り良くないと思うよー?
あと結論から言うと、今回も3Dで見る必要はないです。去年のシンケンジャー3Dよりは全然マシというか、去年のはエセ3Dですごくインチキな3Dだったからさ。もしくは古いタイプの(飛び出す)3D。
今年のはちゃんとした奥行き感ある21世紀の3D映画だったけど、なんか立体効果があるところとそうでないところがあって、スゲー見にくかった。
と思ったら、あとで相方に聞いたんだけど、どうも子供が3Dを見過ぎると良くないってことで、意図的に立体効果を減らしてたんだそうで‥‥なんという中途半端な。今や子供向けCGアニメ映画のほとんどが3Dだというのに。

感想はまあ特にネタバレもないし公開2週目なので隠さないよ。自己責任で。

 

天装戦隊ゴセイジャー エピックON THE ムービー

監督:渡辺勝也 脚本:大和屋暁
 
うーんと、終わって見たら話が何も頭に残ってなかった‥‥あ、そうだ、宇宙から来たお姫さまだよな!(今思いだした)
つかそれってハリケンジャーボウケンジャーと同じネタでは‥‥と思ったんだよ、最初にネタ聞いた時に。日笠Pのはいつもコレなのかそれとも周期的にそうなのか?(笑)
で、そうだとすれば‥‥だけど、その二つに比べると全然面白くなかった。
素晴らしく良かったのは音楽だけです。三宅さんの音楽サイコー!盛り上がった!音楽だけは。
この際、北欧神話で言われるところの世界の終わりである「ラグナロク」がなんで日本で発動するのか‥‥ってのは置いとくよ!そこに突っ込むほど野暮じゃないよw
せっかくお姫さまが登場してレッドと絡んでるのに、肝心のゴセイジャーたちのキャラ性が話に絡んでなさすぎて面白味がない感じ。恋愛的なもの(ハリケンジャーパターン)や、実は敵だった(ボウケンジャーパターン)ならともかく、アラタにはそんな気、毛ほどもないし、そもそもどうやら彼氏がいるらしいって、それはそれでいいんだけど、じゃあそんな危険な任務というかお姫さまひとりで地球へやるなよと(苦笑)大丈夫か彼氏 !?
というかさー、ラシル(磯山さやか)が追ってきた隕石=実は破滅の角笛が吹かれると地球は滅亡するって、えーと、細かいことは言いたくないけどTVで描いてきたゴセイジャーの使命とあんま関係ないんだよな。地球が破壊されるっていうならそれを阻止しなければならないっていうのはそもそもの戦隊ヒーローもののお約束だからってだけだよな。そういう意味でこれってゴセイジャーでなくてもいい話」なんだよ
そこに加えて護星天使たちのキャラ、護星天使であること自体があんまり活かされてないから面白く感じない‥‥ってことで。
あとウォースターの残党幹部がいてちょっとだけ復活‥‥はいいんだけど、これってTVシリーズとは繋がってないの?だってブレドランってまだ牢屋に入ってんじゃん。いつの話よ?
まあ幹部のギョーテンオーより下っ端のデインバルトの方がキャラ立ってて面白かった!(笑)あいつはいいなあ!w
ところでこの映画でゴセイナイトって「ここからが私のターンだ」って言ってた?なんかいわなかったような気がするんだけど気のせい?
それとこないだの海辺の話でも思ったけど、今年のレッドのスーアクさんは身体能力高いなあ!ワイヤーアクションがキレイだし、動きがとにかくいい!ワイヤーの操演が上手いからじゃないよね、あの空中の姿勢制御が安定してんのは。戦隊のスーアクさんってライダーと被ってない人はそんなにチェックしてないんだけど(つかそもそもスーアクチェックしてないし)今年はレッドだけなんかカコイイ感じ。
あ、そうだ、ことしはEDがダンスじゃなかった!やめたの?

 

仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ

監督:坂本浩一 脚本:三条陸
 
んー、はっきりいってアクション的な見どころは多くて見ごたえがあったんだけど、オレとしてはツマンなかったです。どこを楽しんでいいのかわからないって意味で。と言うか、これって「W」でなくてもいい話だよね。(二回目w)だってネタ的に「ガイアメモリ」じゃなくてもいいんだもん。
それより内容よりも、また人の好き嫌いが激しくてファンの方には申し訳ないんですが、はっきりいって今回の映画は松岡充がダメ。中身はともかく外見的にオレはダメ。今回の夏映画のゲストライダーは松岡って言われた時から「えー( ´Д`)」って感じだったのに、蓋を開けたらなんでこんな不潔感溢れてるのか?>ビジュアル 慎吾ちゃんとドラマに出てた時くらいがギリギリだけど、今酷すぎるだろよ?
マリアさん杉本彩)の回想シーンで少年時代やってるのは菅田くんだったんだよね?あの美少年がどうしてこうなった的なガッカリ感がありすぎる。というかいくつ設定?なんで今回松岡なんかにしたんだろう‥‥ということで、オレは大道克己が出てるとこ、全部ヤだ。ビジュアル的に拒否します。キャラ的にも小物感ありすぎ。
そしてオレ的にはセクシー杉本彩よりも須藤元気だった(笑)あいつが全部持っていったよ!w
なんか須藤元気ってオレ初めて認識したけど、この人は好き(笑)彼が出てたお陰でちょっと救われたw つか、ルナドーパントの「イケメンで強い!キライじゃないわ!キライじゃないわ!」(だっけ?)一番の笑いどころでしょ?(笑)
新登場のオーズは変身があれとは!タカトラバッタ・タトバ!って言われても!(笑)衝撃的すぎてついていけねえ〜(笑)ビジュアルは悪魔的でちょっと好みな感じではあるんで楽しみ。
 
それでWの方は話の内容もよく判らないというか、これって本編との整合性があるかどうかはともかく一応流れの中に入ってるんだよねえ?園咲家がまだ燃え落ちてなくて、でも今週分の前だっていう。(TVで財団の人にあっさりダメだったって言われちゃあ‥‥)
一応それなりWの本編を真面目に見てるってことでいうと、この話のメインのフィリップがマリアのことをシュラウド=母親だと思う‥‥という展開がこの時点で何だかよく判りません。それともシュラウドの正体がわかる前なの?
そもそも次世代ガイアメモリを開発してたのって誰?ってシュラウドだよね?違うの?そこは言及しなくていいの?財団Xみたいなのがいるんだったらシュラウドが財団の出資でガイアメモリを開発してたってのもわかるんだが、まあそれは今回には関係ないとして。関係ないけど映画で説明もされてないからそこはTV版に投げっぱなんだよね。
でもそこら辺からして、今回描かれるべきフィリップの物語が何を描きたかったのか、オレにはどうもよく判んないんだよね。だからといってもう一回見たいとも思わないんだよなあ‥‥
一応、翔太郎妄想でスカルとか出てきてフィリップを奪われた翔太郎に対して助けに行くように言う‥‥みたいな話がは、そもそもフィリップが捕まってなんかの実験に使われそうだってんなら翔太郎は一も二もなく助けに行けよって話じゃね?なんでそこで迷うの?それともなんかフィリップを助けに行けない理由ってあったっけ?オレなんか見落とした?
いいけどこのシチュってなんかデジャブー‥‥と思ったけど、アギトのプロジェクトG4での真魚ちゃんと同じじゃんw
あとぶっちゃけ、どうもオレ坂本浩一監督ってあんま好みじゃないっぽいんだよなあ。これ見る前に今週の石田監督のTVのW見てやっぱ石田監督はカッコいいなぁと思ったせいもあるかもしれんけど。

三条脚本&坂本演出で、風都という街を舞台にした死人の傭兵部隊とのガイアメモリ争奪戦、再生ドーパントありな話のプロットはともかく、最後は結局ドラゴンボール的な「風都のみんな、オラに力をわけてくれ!」で何かしらんけど理由もなくWに羽が生えて無敵のエターナルを倒しました‥‥っていう流れの、その無理やりなカタルシスがどうも面白いと思えないんだよなあー。つかウルトラかよ。同じ奇跡じゃん(笑)(坂本監督がやった「大怪獣バトル」より「メビウス&ウルトラ兄弟」っぽいぞw)
いや奇跡が悪いって言ってるんじゃなく(ウルトラ映画ははっきり言ってスゲー興奮したよ)そこまでの感情的な積み重ねが感じられなかったってことなんだよね。ストーリーじゃなくさ。
ストーリー的にはあんま憶えてないから、脚本的には妥当なのかもしれんけどさ。大体覚えてないってとこがそもそも頭に入ってないんだよ、派手なアクション多くて。あ、照井がすごく活躍したのは覚えてる。カッコよかったよ!ラブはいらねーけど。
ホントさ、あのシシーラワームみたいなGXゴールドエクストリーム(ゴールドエクスペリエンス@JOJO ではないw)の羽なんなんだ?どっからきたの?風都タワーの風車‥‥?(笑)
なんかわかんない理屈でパワーアップするのはいいんだけど、もうちょっと翔太郎やフィリップがどう思ってるのかは描いて欲しかった気がする。どうもWって装置は派手だけど結局人がお座なりなんだよなあ。NEVERの各キャラの背景もなんか中途半端だし。死人て、どっから連れてきたんだ?死人だってことを悩んでたのはヒートの姉ちゃんだけ?ああ、出合はカッコよかったけどな。
つかとりあえず突っ込んどくけど、今までのゲストの街の人々を含むWを応援するこの街の人たちってその直前に残されたジョーカーのメモリを大道のとこに持っていって1億円もらおうと争ってた人たちじゃね?まあゲストの人たちがそんな下衆な争奪戦に加わってたとも思えないけどね。なんかそういう部分の整合性って気になるんだよなあ。描写が正しいかどうかって意味で。オハナシをそれっぽく見せたいがためにそういう描写を入れるというのは、判りやすいけど心無いと思うよ。だって翔太郎たちが守ろうとしてる風都の人たちがあんなんだって、何か悲しいぞw
まあ普通ならあのゲストの人達が応援してるってとこで盛り上がれるんだろうけど、そこまでのストーリーで翔太郎とフィリップの話に感情移入できてないから、風都の人たちの気分になってダブルを応援できなかったんだよなー。
あとさ、やたら照井と亜樹子のラブがちょこちょこ入ってるんだけどそれってこの劇場版に必要かなあ?それよりもっと描くべきものがあるんじゃないかなあ。TV版でやってるのに映画でもやられてもなあ。どっちかならええって話で済むんだけど。
まあ突っ込まないけど、いくらなんでも風都タワーがあんなで町中大混乱なのに夜は花火って、ありえねぇ!(笑)
 
なんか「ビギンズナイト」はすごく面白かったのに、今回のお話はアクションこそ見どころ満載で派手で見ごたえあるけど、肝心の中身は何の話だかよくわかんなかったよ。翔太郎は一応活躍してたけど、それはつまり切り札らしい(何の?)「仮面ライダージョーカー」を活躍させるためであって、そのためにフィリップを切り離したんだよね?そういう意味で「二人揃ってこその仮面ライダーWである」ってことにしたいんだろうけど、どうしてもその結論に至る道筋が見えないよ。なんかもうちょっと、「誰がどう思ってどう行動したのか?」っていう流れでストーリーを組み立てて欲しかったなあ。今回の映画は好きなものだけ取ってきて食べるバイキングみたい。個々のネタは美味しいんだけど、なんか感動がないんだよなあ。
なんか愚痴っぽく突っ込んでるだけになっちゃったけど(だから感想の筆が進まんかったのだ)、なんかこうW本編見てたらまあしょうがないかなって気はする。
あと気になったんだけど、8月いっぱいで終わる放映スケジュールで8月第一週から映画がはじまって本編に絡むって、無茶だと思うんだよ。今までの経緯だと違ってたら違うでパラレルとか本編と違うとかいろいろ言うバカがいて困るんだけど、でももうちょっと本編と関係ない話にして欲しいかなあ。逆に整合性が気になるよ。次のライダーを出したいという商業的な戦略もわかるけど、夏に映画をやるんなら本編は10月始まりの方が良かった気がする。(むしろ9月なのが次ライダー出演の都合だろよと)