そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ハンマーセッション!#8

http://www.tbs.co.jp/hammersession/
脚本:高橋麻紀 演出:麻生学

ゲストに研音勢が続いてますよってことで今回は片瀬那奈。テンションは高くないけどな。チョップもかまさないけどなw
というかさ、本人が純愛だと思ってようがなんだろうが、高校生にたかる28歳(実は30歳)の女っておかしいだろって気がつけって話だよなーと思うんだが、本人が気がつかないのは仕方ないのか。
まあ確かに、他のことがどうでもいいと思えるほど人を好きになるのは素晴らしいことだとは思うんだけど、どうもそもそもがそういう話のせいか、当の広瀬役の竜星涼の柄のせいかそんなに必死に見えなかったのがちょっと残念。てか、竜星涼研音なのか!今年デビューしたばっかって、研音どんだけ新人入れれば気がすむんだ?つかこのドラマどんだけ研音‥‥(苦笑)
まあ逆に話の方はドラマ的にも蜂須賀的にも、そういう「人を好きになる気持ち」を大事にしたいってのが主軸になってるからお膳立てが「ないだろ」って話であってもそんなに気にはならない感じかな。むしろ全体にソツなくいい話にまとめてるんだけど「心なく見えない」って点で脚本は優秀。
あとこれに絡んでるのが意外にも立花楓という、このドラマの狂言回し役だってことにちょっと驚いた。フツーこの手のお元気キャラって恋愛話スルーするよね‥‥ってくらいのことなんだけど。
幼なじみだから今まで意識してなかった広瀬のことを、年上彼女が居るって知ったことで意識し始めるってのはお話としてはありそうな話で、蜂須賀がそれに気づいて楓を上手く使って恋する乙女の純粋な怒りを理恵にぶつけるっていうのも展開として説得力があったと思うしね。
実際のところ広瀬はお金は貢いでるけど失恋したってだけの話だから、人生台無しになった理恵と比べたら理恵の方が悲惨なんだけど、まあ自業自得だしな。やったことに見合ってるというか、少なくとも社会人でなく高校生を騙してお金巻き上げる女なんか不幸になればいいよって感じだなあ。いいけど広瀬ってば理恵さんとヤったのかなあ、たぶんやらせてもらってないだろな (^_^;) 食事とプレゼントが精一杯でホテル代も残らないくらいだしw まあだからこそ、広瀬の思いが本気くさい(青臭いともいう)って思えるんだけどさ。
んでそれを告発するのが楓だっていうのも、今までの楓の描写、楓というキャラの強さがあるらこそ納得出来るって話ではある(笑)
その楓の恋が、恋愛の素晴らしさを説く広瀬自身にまったく伝わってないことといい、それが蜂須賀的にちょっぴり誤算?だったみたいなことといい、楓の思いが実らなかったことがあんま悲惨に見えないせいでなんとなく救われた感じもあり、いろいろ上手かった。ハンドタオルを小道具として上手く使ってることもね。いや脚本との連携として演出も上手いってことで。
そういや前回のダンスの話どうなったってことと、立花捜査官の捜査ってことでまたもや元GARENのケンジさんが!w ちゃんと育ててくれて良かったな。坂本は入ってないのかな?
んであのケンジさんのパフォーマンスが、蜂須賀の話術のせいだってわかったこととか、いろいろ細かいとこ丁寧に拾ってるなあ。全体にやっぱり丁寧です、このドラマ。
そして涼子先生をその気にさせてるのは、わかっててやってんだよね?偽物ゴローちゃんw
出会えてよかった想い人は実はお父さんでした‥‥って、ホモ‥‥じゃねーよなw まあお父さんのつもりなんかなんなのかはわからないけど、調子狂う=気を許せる人たちと出会えてよかったって感じで、過去が分かっていくくだりとかもいい感じの塩梅だったー。ネックレスは案外あっさりした由来だったけど、蜂須賀の過去はまだネタがありそうなので楽しみです。そして涼子先生に偽物だってバレたのか?
次回はやっと入江くんのターン。またまた研音所属俳優ですが(笑)