うぬぼれ刑事＃11「赤い彗星」（終）

http://www.tbs.co.jp/unubore5/
脚本・演出：宮藤官九郎
なぜ赤い彗星？赤くて3倍は未練たらたらだから？
演出、最後はクドカンだったか。最後まで面白かったー！
ゲストは中村七之助。大衆演劇のスター役者で、女形‥‥なのにうぬぼれヒトメボレ（笑）もはや性別すら超えた。つか結婚できるとか出来ないとかでなく養子縁組って、戸籍さえ入ってればいいのかよ！（笑）誰か突っ込めよｗ（といったら隣で見てた相方が「ケツに？」と言った！お下劣コップめ！）
しかし一番の笑いどころは、すでに何だかわからないプロポーズシーンのダンス！しかも全員！なぜ踊る。なぜ歌！（爆笑）そしてゴローちゃん、サックスかよ！（激笑）ミュージカル的扱いじゃないのは明らか。意味不明すぎるｗ
つかその告白ダンスを手伝ってください‥‥じゃなくて良かった。一応里恵さん奪還？いいのかそれ、刑事として。いや確かにうぬぼれは「辞める」っていったけどさ。
そしてあれっ、3年前の回想シーンで町田警部がうぬぼれのことを「小暮」っていったぞ？
でもって、葉造パパはうぬぼれのことを「己（おのれ）」っていったぞ？つか「己」って呼ばれてるのに「うぬぼれです！」って訂正するなよ、うぬぼれ‥‥ (^_^;)
つまりうぬぼれ＝小暮己かよ！確かにある意味「俺は、俺（己）だから」か！まさに「I am I」！
というか毎回婚姻届を出してたのに、そういや名前書いてなかった？見えなかっただけ？いいけど里恵は「日暮」だよな、なんで似た名前？
というか、最後にそのパターンだったか‥‥と、改めて今回のクドカンは上手いなあ。
里恵が何か事件の犯人だろうってことは予想してたし、葉造もどさくさ紛れに「クロだ」って言ってたけど、ひばり銀行襲撃事件だったかー。
つか、神・無・月の神が実は里恵だったと。そういや確かに里恵の部屋にうぬぼれが見張りに来るってなんとなく違和感あったんだよな、そこで出会ってああなっちゃうってことの。元々の出会いが里恵が犯罪者だったから‥‥ってことでうぬぼれはもともと犯罪者しか愛せなかったと。いいのかそれｗ
ところで、銀行襲撃事件の関係者で人質にまでされた人間が捜査でチェックされてないわけないだろと突っ込みたいです（苦笑）しかも捜査してたのうぬぼれだろ？なんでそこに見張りに行くかなー？
でも結局、毎回逮捕状か婚姻届か選べって言ってたうぬぼれが、結婚式で結婚ではなく逮捕、婚姻届より重いって「運命の出会い」ってこと？そりゃ確かに、出会わなきゃ好きにもならないし恋にも落ちないよな。しかも里恵って殺人犯ってわけじゃないしな。銀行強盗ならせいぜい5〜8年ってとこか？それくらいの遠距離結婚生活‥‥ってことかｗ　これは丸く収まったってことか。だよな？
　
いやー最後まで面白かった！今回のドラマはホントうまかったなークドカン。クドカン作品では一番好きだー（笑）
とにかく長瀬サイコー（笑）小ネタも好きだし、もうとにかくキャラだよね。うぬぼれの強烈さはもとより、うぬぼれ5だのゲンジ2だの筆談ママだのｗ
サダメくんの斗真は顔がうるさいとか気配がうるさいとか存在自体がうるさいとかいう割に、劇中での影は薄かったよなー？（笑）わざとなの？それともあとのうぬぼれメンツが濃すぎるの？つーか、あの中だとやっぱり要か？要がおかしすぎるのか？（笑）矢作も三五郎も良かったけどさ、やっぱり要だなあ。妙に長瀬と被らないのもよかったのかｗ
ああ本当にうぬぼれ刑事おもしろすぎる。いつものクドカンパターンでないのもよかった！今回はとにかく構成が上手かった！見返したいなあ、DVD欲しいなあ〜（つか相方が買うって言ってるけどどうか？）
多分いろいろ深く突っ込めば突っ込めると思うけどまあ面白かったでいいや。ホント最初から最後まで完璧に面白かった！
あ、うちの相方はなんでか葉造の覚え間違いの方の「中井貴一の貴を穴に変えて中井穴一です」がお気に入りらしい。オレも好き、むしろオレがよく口真似してるｗ　へいへいへ〜い。（これのバリエーションも何だかなあｗ）
　
まだ全部読んでないけど、これの長瀬のインタがスゴイ。あいつ、頭いいなあ！
でも最終回前に出して、ストーリーやゲストが途中までしかないってのはどうかと思うよ、ロッキンオン。

『うぬぼれ刑事』公式本