そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

タイムスクープハンター シーズン3(終)&SP

http://www.nhk.or.jp/timescoop/
 
スペシャルを見ようと思ったらシリーズの最終回から続いてたんで、そういやまだ見てなかったと思って慌てて連続視聴。

#10「禁制を入手せよ!戦国冒険行(安土桃山時代)」

またまた単なるお役目が大冒険に(苦笑)何気にこの番組のドラマ構成力ってスゴいよなあ!
それなり大変そうだから簡単とは言わないけど(戦国時代に大金持って野山歩いてたらマジ殺されるよな)、特別なことじゃないはずなお仕事が、なんでか敵方に捕まったお役人を助けに行く話になっちゃった‥‥って、それ百姓のやることの範囲超えてると思うけど、あの時代の武装農民ならいいのかな?実際勝兵衛たちって文官より強かったし。
というか、あんなへっぽこ役人しかいないってわけじゃないんだよな?もっと精鋭を揃えろよと‥‥勝兵衛たちががいなかったらどうなってたんだよ?ところで彼らはハタチすぎみたいだけど、あの時代的に独り身っぽいどそれってどうなの?
何にしても前の戦国シェルターの話もそうだったけど、この時代、農民たちが普通に生きるのはいろいろ大変だったんだねえ‥‥と思わざるをえないエピソード。というか隙間ネタだなあ(笑)タメになりすぎる。そして相変わらず衣装が無駄に(無駄じゃないけど)リアルすぎる(笑)
途中の泥棒はあまりのお間抜けさにほのぼのしたけど(木に抱きついたままとかw)毒の吹き矢を使う山賊とか、恐ろしすぎる。そして腐った死体は見せてはいけないのでモザイクw
ところで禁制という村を襲わないという免状を貰いに行くという話だけど、それって睨み合ってる志鎌軍・江津軍、両方の陣営から貰わないとダメじゃん?と思ってたら、ちゃんとあったという抜かりなさ。つーか先に志鎌軍のを貰っといて良かったなーって、村の名主は足が悪いからお役目が果たせないって話じゃなかったの?まあいいけどw
しかもお侍さんは免状があればちゃんと襲わないでくれるけど、山賊は関係ないって、あんま意味ないな。そして人一人が20万かー (∋_∈)
てことで、頭使って助けに入って、ぶじお役人を見つけ脱出しようとしたとこで見つかった!袋小路で絶体絶命。だけど沢嶋さんは諦めよすぎ。自己消去のカウントダウンが1分ってのも短すぎ。というか消去するのはせめて捕まってからにしようよ‥‥
しかし武装農民3人組は強かった!無事脱出して逃げきって、免状ももらって褒美まで頂いたよ。つか、そこまでやったら免状はタダだよな?
そして彼らを爽やかに見送った後、突然沢嶋さんが襲われた!
えー、これ放送時に見てたらちょっと慌てたよ?最終回でこの引きって、スペシャルがあるってわかってないとかなりハラハラするよ?
 

タイムスクープハンター スペシャル「戦国SOS カラス天狗(てんぐ)を追え!」

もろに続き。第3シーズン最終回のニューロン粒子が届かないとかそういうのって伏線だったのね。なぜという理由は特に聞かないけど。
山賊に襲われカラス天狗に襲われ、ちょうど通りがかった「歩き巫女」に助けられて九死に一生の沢嶋さん。
というか「歩き巫女」ってなんや!的な。初めて聞いたぜ?
いやまあでも普通に考えてあんな時代に女だけで旅してるって、どう考えてもワケありすぎる。
仇討ちはともかく、旅をしながら占いとか余興とかって、普通に考えて旅芸人的なものだよな‥‥と思って見てたけどちゃんと解説あり。出雲阿国の原型というか、そういうものだったと。(それは手塚治虫火の鳥で読んだよw)それなら知ってるよ!
まあ女性だから、舞や踊りをやったら普通にあれやこれやもあるよなあ‥‥って話だよな!当然w(^_^;)
それはともかくこの二人、やってることは素人祈祷もいいところで、たとえ何があったとしても頭にあんな鉄杭を打たれたら普通は死ぬって(苦笑)一体どこでそんなこと聞いてきたんだ?縄文人の治療法か?何をどうしても助かりませんよ!早く誰か沢嶋さんを助けてー!と思ったら古橋さんが助けにキター!沢嶋、頭に穴あいちゃうとこだったよ?そして秘法を施した古橋さんはさっさと去っていったー。
そして今度は男巫女ってどういうこと?みたいな。巫女は女だから巫女じゃないの?何でもありなんだなー。ところで今回は特殊な交渉術は使ってんの?
まあ沢嶋さん危機一髪の連続って話だけど、スペシャルといっても腕時計装置を取り返すだけのお話で、いつもとそんなには変わんなかったって感じか?
カラス天狗というからもうちょっとそっちを突っ込むのかと思ったけど、結局ただの人間だったという話で。カラス天狗ってあの時代だと南蛮の異人さんが〜とかそういう話じゃなかったのか。まあ「強盗殺人犯」ってのは、たしかに言われてみればそうだけど、あまりにも身も蓋もないけどさ(笑)
でもまあ前回の話も考えると、普通に暮らしてるだけなのに戦に巻き込まれて村が襲われたり、山に行けば山賊がいて人買いに取られたり毒矢で殺されたり、町は町で無法な凶悪犯がカラス天狗とかいってウロウロしてるし、おまけに盗みをやったら追放されて浮浪者的な追い剥ぎになるしかないとか、あんなとこにタイムスリップしたら3日も持たないよ! (>_<) それ以前にきっと蚤やしらみにやられそうだけど!
あと村のご神体が紫水晶の塊ってのは、そういうもんなのかそれともポピュラーなものだったのかっていう情報は欲しかったかも。千葉だよな、水晶って珍しいものなのかなあ?
ところでこれって茂吉郷の禁制の話の続きだけど、場所ってどこになるのかな?その近辺?確か前の話で4日後に両軍が戦うとか言ってなかったっけ?それとは関係ないとこまで連れていかれちゃったの?地理がどうなってるのかちょっと気になる。それとも町って言ってるからだいぶ離れたとこなのかなあ?
あとは細かく、沢嶋さんの獅子舞視点のカメラと、カラス天狗のふんチラ、歩き巫女等々、ネタ的に面白かったかな。また次のシーズンが楽しみです。
TSHブログの画像見てると、確かに沢嶋さんのスーツは瑠璃色で明らかに奇妙な格好だね!面妖なw→http://www.nhk.or.jp/timescoop-blog/104667.html