そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

タイムスクープハンター シーズン4 #3「女相撲じんせい土俵際(大正時代)」

http://www.nhk.or.jp/timescoop/
脚本・演出:中尾浩之
 
わりとストレートに女相撲に関わる人たちのプライドの話など。
最初にトラブルが起こってるからそういう意味では分かりやすいけど、今回はハラハラ分少なめ。
出来れば当時の人たちの娯楽について突っ込んでくれてれば、この女相撲をやることの意義ってのもわかり易かったかもしれないかなとは思った。
男相撲は普通に興行はやってるんだろうし、男女問わず興行自体は人気だろうと思うんだけど、あの悪徳興行主が言ってたようなショー的要素ってのは男相撲だって言われてると思うんだよね。だから男女問わずどの競技にしたって、「真っ当なことをやりたい」というのは共通の思いだと思うのだ。そこで「女相撲」を取り上げるってのは、TSHの方に物珍しさを求めてってのがなくはないと思うんだよね。見世物的とはあえて言わないけど。
まあこの当時なら相撲なんだろうけど、ちょっと前のプロレスからK-1とかガチ格闘技の流れとか、興行(ショー)か、格闘技(真剣勝負)かっていうあれね。
あとちょっと今的な意味で女子サッカー的かなあとかも思ったけど(サッカーに限らないだろうけど)、女子があえてそれをやりたいという気持ちとか、男女混合の相撲がいかがわしいという理由で禁止されたことについてとかももう少しあればなあと。
相撲部屋の女たちのインタビューは女子だけど相撲がやりたい、相撲が好きなんだという気持ちとしてはなるほど納得。
あの千葉の興行二日目はどうなったのかとか辰枝さんの取り調べがどうなったのかとか、借金は返せたのかとか、いろいろ気にはなるな。増岡部屋が人気になったのは今回の一件のお陰かなあとか。
でも結局あの追っかけファンの小野寺さんと辰枝さんがくっついてるんだから、まあそういうことだよね(^_^;)