http://www.tv-asahi.co.jp/trick-shinsaku3/
脚本：蒔田光治 演出：堤幸彦
どちらかと言えばダメな方のTRICK、かなあ。一応映画はこれのあと、映画のほうが正真正銘最後のTRICKみたい。
小ネタ満載でするすると話は進んでいくんだけど、オチというかストーリー自体がイマイチというか「え、それで終わり？」感が。
つーかもうどうやってもこの手の田舎の因習ネタは今までのシリーズとかぶるよな、小ネタ以外は。
まあドラマ自体は全然つまらなくはなかったし、久しぶりに上田と山田だしお母さんも出てくるし、むやみやたらな小ネタだけでも楽しめるから良しとするかという。小ネタは本当に隙あらば入れてくるから延々小ネタ祭りｗ
あ、矢部たちはいつの間にかいなくなってた（笑）まさかあれでそのまま退場とは思わんかったよ。いいんだそれで？まあいたらいたで邪魔くさいけどｗ
なんかこの前の矢部謙三シリーズが妙に出来が良かっただけに、上田山田コンビとの兼ね合いが難しくなったかなあ。昔のシリーズだとちょうどいい賑やかしだったけど、すでにもうあいつらはあいつらだけで面白いんだもんなｗ
んでストーリーなんだけど、全然超常現象とか奇妙な風習的な話じゃないしストレートに殺した犯人は彼女でしたーって言われても…みたいな。
というか彼女しかいないやん。動機も普通じゃないけどそりゃそうかなって話だったしむしろ目的達成できてよかったねという。ただそこに何の捻りもなかったのはちょっと残念。千佳ちゃんの復讐心はだいぶ常軌を逸してるってくらい。
その千佳ちゃんが朝倉あき…って、誰だっけって「かぐや姫の物語」の朝倉あきだよ。やっと認識。
福士くんはそういやスターマン繋がりだｗ なんか変なことやらされてるキャラだったけど、あのやらされてる感がまたなんとも微妙でよかったｗ
あと何の捻りもなく地元のお巡りさんで丸山智己が出てて、何かあるのかなと思ってたけど本当にただの地元のお巡りさんだったとかｗ すげー出番はそこそこ多いのに地味すぎる役ｗｗｗ
小ネタでおかしかったのは弁護士の上條恒彦が急に旅立ちの唄を歌いだすとか（その派生ギャグで幸代さんの「さぁ〜今、今でしょ」もおかしかったｗ）、上田が小屋を破壊する、マーズアタックな髪型（やっぱり）、月子さんが延々とジョジョ第四部の血縁関係解説を聞いてるとか、いつも以上な小ネタにワロタｗ 弁護士先生の事務所になにげにリーガルハイの録画ビデオ（今ビデオだよｗ）とかあってそれもどうかとｗ
まあそもそもが昔から蒔田光治の脚本には何も期待してないんだけど、ここまで面白く無いとそれはそれでどうかなと思うなあ。
さて映画は今週中にさっさと見に行くかなあー。これはこれで楽しみ。
