そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

キルラキル #22「唇よ、熱く君を語れ」

http://www.kill-la-kill.jp/
脚本:中島かずき 絵コンテ:小林寛、中村章子 演出:清水久敏 作画監督:坂本勝、岩崎将大
 
どうも中島かずきって、すでに存在する企画に対しての主人公熱が低いような気がするよ?主人公があまり好きじゃないってのが結構分かるような気がする。この番組もそうだけどフォーゼとかもそうだったし。(あれの弦太朗のキャラって結局「宇宙キター!」と「俺はこの〇〇全員と友達になる!」以外のキャラ立てなかったし)
熱血バカが好きにしても自分の中で「こういうバカじゃないとイヤ」っていう枠がきっちりあるのかもなあ。いやプロなら自分お好みはさておいても主人公のキャラはちゃんと立たせてほしいと思うんだけどさ。
 
それはともかく前回までの展開はまるっと忘れた上でいうと、なんか熱かった!いきなり大団円に向かって内輪で盛り上がるこっ恥ずかしいまでのクライマックス感!皐月様がいきなり流子ちゃんたちの仲間になった!みんなでご飯食べてる!美木杉を「さん」付けしてる!ビックリだぜ。
というか、どうして流子ちゃんがあんなにも偉そうなのかオレにはちっともわからないけど、流子ちゃんがそうでないとたぶん話は進まないんだぜ?皐月様たちに対しての照れ隠し…とは違うよね。まあ最後の「姉さん」って言えない流子ちゃんはカワイかったと思うけど、それこそいつもの中島かずき的テンプレ照れ隠し展開だよw
ピョン吉的な鮮血はとにかくカワイイぜ。泣いて笑ってケンカして〜だね!ど根性鮮血!
そして名実ともに裸のヌーディストになった皐月様と四天王が本能字学園に乗り込むぞ。
世界を一枚の布で覆うなんざつまらねえ、何だかわからないものに溢れかえってるからこそこの世は面白いんでい!といういつもの中島かずき節がたいした根拠もなく炸裂。だってそれが中島かずきだから!(笑)1枚の完璧な布よりパッチワークのほうがステキってことですかね。いや柄が美しければパッチワークもステキだろうけど。まあいいや。
そしてマコちゃんの喧嘩番長復活!何だかわからなくてもいいんだよね、だって世界は何だかわからないものに満ち溢れているんだから。オレもそこにはまるっと同意。
でも一番なんだかわからないのは針目縫や鬼龍院羅暁だと思うのよ。なんだかわからない度合いで流子ちゃんや皐月様は勝てるのか否か?終わりが見えてきたよ!