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BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係#5「追憶」

http://www.tv-asahi.co.jp/border/http://border-project.com/index2.html
脚本:金城一紀 演出:橋本一 原案:金城一紀
 
なんというバカバカしくも悲しい、残念な事故なんだ… (´Д⊂ヽ…と言いながらこのクドカンのキャラに笑ってしまうんだけど、最後は泣けた。なんという当て書き&ずるい脚本なんだw
クドカン演じる記憶喪失の死体の岡部さんが面白すぎてズルいよなあ。
それにしてもなんかクドカンはすっかり見た目的には毒気が抜けてるよな。(昔IDGP以前に役者のクドカンを見た時、クドカンって全然知らなかったのにこの人絶対オカシイと思って覚えてた) その分こういう役どころだとペーソスというか哀愁ただよう感が逆に笑えてしょうがないんだけど。
岡部さん@クドカンの相手をする石川@小栗旬もなんか微妙に素で笑ってる気がして見てておかしいよ。というか石川がクールじゃなくなってるというか。
いいなあ岡部さん。気が弱そうな卑屈キャラの小市民なのに死んでるからこそのこの図々しさ(笑)まさにクドカンにぴったり過ぎる。
石川に付きまとう岡部さんが、他の人には見えてないのに完全に警察の一員ぽく見えすぎて違和感ないとか笑えるし(笑)石川は時々チラチラ見てるし小声で喋ってるし。
にしても、ノックアウト強盗かと思わせつつ実は単なる事故だったというのがなんかもうね。
まあ岡部さんのストーリーはちょっといい話に出来過ぎててヘタしたらすごい白ける話なんだけど、風俗に行こうとして出来なかったっていう残念な出来事のせいと、それまでの石川と岡部さんのやり取りのせいでそれもありかなーと思わせるのも上手いよ。
あとなんとなく構成からして予定通りなんだと思うけど、前回あたりから前半みたく石川の単独行動じゃないから、石川の行動の変さがちょっとしたとこに出てていいね。夜中のベンチでの岡部さんとのやり取りとか。
そんでノックアウト強盗犯の捜査とかは立花と一緒だからか、地味派手なアクションがまた良かった。タクシー飛び越えとか柵の乗り越えとかカッコよすぎ。身体能力高すぎ。
というか石川@オグリンのアクションというか何かをする時のちょっとした細かい動きがスマートでカッコイイんだけど、それに対応する立花@青木崇高のアクションが肉弾バカって感じでまたいい!(笑)何だあの扉ぶち破りwww 予想外www
そんなおバカ立花に石川が「可哀想なやつ」認定されてるってのも酷いんだけど(苦笑)

しかし死者からなんだかお友達っぽくいい人だと扱われてる石川って一体w 見える=理解してくれてるっていうことが死者にはわかるのかしら?死者がみんな石川のことをある意味信用してるって前提だよね。おちょくってた2話目の丸山の役にしても。
それであのお願いというか脅してやってもらったことが奥さんと子供への手紙ってのも、あまりにも残念な死因を考えると納得すぎるというか。泣かせやがる。本人の未練とかより奥さんと娘ちゃんのために泣ける。
しかもそこで終わらないで自分の告別式の間に石川を家に忍び込ませて何やるのかと思ったらホームビデオ鑑賞とか(てかエロビデオ処分かと思ってたw)泣かされたぜ。最後まで家族を愛するただの小市民 (´Д⊂ヽ
でも一番意外だったのはその岡部さんのホームビデオを見ながら泣く石川なんだけど。まあ死者と話することで事件解決にいち早く迫れてたってことだけじゃなく、今回みたいな話だとある意味岡部さんの人生追体験してる事にもなって、石川が顧みてなかった普通の人の普通の生活ってのをうっかり体験しちゃったってことなんだろな。そんな石川はホント萌えキャラだわ〜 (*´∀`)=3
まあ公式サイト見るとこの先石川的にはハードになるらしいから、こういうことがどう影響するのかどうかってことになるんだろうけど。
ホント今回のはエエ話やった〜(ノ;Д`)
 

岡部が友達だったって、オグリン…(^_^;)