そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ST 赤と白の捜査ファイル#6

http://www.ntv.co.jp/st/
脚本:深澤正樹 演出:長沼誠 原作:今野敏
 
今回も今ひとつ事件の概要が頭にはいらないままの推理モノだったけど、これ狂言誘拐まではだいたいわかったけど最後の最後でまさかの展開。正義のためなら人を殺してもいいって時点で狂ってる。テロリストかよ。そんなオチが出てくるような話じゃないと思ってたから、自作自演までは納得してもそのオチにはびっくりするよ。
だって自作自演した当の研修医の小山さんがそういう人(キチガイ)だっていう、劇中での描写ないからね?推理モノとしては結構反則な気がするよ?
しかも正義感が強くてそのために周囲との軋轢を生むキャラクターだっていうだけならともかく、その顛末を考えるに小山さんと赤城が似ているっていうことにどれくらい意味があるのか、わかってやってるのかなあこのドラマ。
「真実を追求するためなら何をやってもいいという正義」を貫くにしても線引きってものがあって、自分を犠牲にしてでも真実を…の自作自演までならともかく、その自らの主張のために何の罪もない人を、しかも医者という立場なのにわざと人が死ぬような状況を作っちゃダメでしょ。というか「未熟だから」じゃないしそれ… 何いってんのこの人 (・_・;)
赤城がそういうキャラなのかどうかっていう描写って、作品全体がコミカルで赤城本人もそういうキャラには見えない以上(今回過去エピ見ても)いやいや似てねーし違うし!としか言いようがないです。
どんでん返しとしては面白い展開だけど(だってビックリしたし)それをやる告発研修医の小山さんが最初から最後まで縛られて人質を演じてるうえにそこまで追い詰められてる描写も悩んでるとこもなかったんで、ただただありえねーだろ…としか言いようが無いですよ。怖いよこの人、医者になんか成れるわけねーだろよ…
当然小山さんの指導医の平戸医師(柏原収史)にも責任があるけど、大越教授(長谷川初範)をこれで罪に問えるわけもないじゃん。病院としての責任は追求されるだろうけど。というか大スキャンダルなんだけど。これで病院の体質が暴かれて変わるかどうかとかそういう話にもならんだろ、一研修医の奇行じゃ。
つーか小山さんはこのことによって教授や病院の体質を暴露したかったってことだけど、それと引き替えにするにはリスクしかないと思うぞ?そこら辺でももう心が病んでたってことにしかならんし、なんかドラマとしていろいろモヤッとするよ(;´Д`)
みんなあの犯人の気持なんかわかっちゃダメだよ!
 
まあそんな真面目な突っ込みはそこら辺にしといても、今回もまた過剰にネタ投入すぎて物事にはさじ加減というものをだなあ(^_^;)
黒崎さんは、いつも喋ってはないけど今回はホントに一言「あ…アダルトショップ…」 …いやだからアダルトショップはいいけどなぜそれがわかった!?その詳細をもう少し詳しく!w
そして赤城の過去の話、過去にどんな因縁があったのか…って、彼が思い出したくもないトラウマ、人嫌いの一要因ってことでそれなり深刻なものを想像していたのになにそれ (・_・;)
確かに優秀すぎてしかも大学病院のシステムに馴染めなくていじめられてたにしても、えーとこれどこから突っ込んでいいのかわかんないんだけど(苦笑)
医師には虐めにあってたけど看護師には人気があって「カワイイ左門ちゃん」って。赤城さんが勝手にみんなにハブられてたって思ってただけじゃんよ。「誰が左門ちゃんをいただくかって」とはストレートすぎるし人気があったとかいう問題じゃねえよ、そういう飢えたメス豚(言い過ぎ)の目かよwww 看護師コワイwww
藤原竜也を美形だと思ったことがないので彼がそんなにもモテモテなのはわかんないけど、でもむかしの左門ちゃんはカワイイなw
しかしキャップの「左門ちゃん大好きな看護師」って言いようもアレだけど(しかも未意識?わざと?)、「赤城さんは僕がいるのにどうして勇気が出せないんだ」とか「僕がついてます」だのホモ度合いも増大(笑)チームのみんなが大好きだー!って気持ちにしても、それ翠さんに「気持ち悪い」って言われても仕方ないから(^_^;)
そして番組後の映画告知のあのアテレコは一体?