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タイムスクープハンターシーズン6#17「衝撃!戦場の偽装工作(戦国時代)」

http://www.nhk.or.jp/timescoop/http://www.nhk.or.jp/timescoop-blog/
脚本・演出:中尾浩之
 
戦国続きですね。今回は1574年だっけ、長篠の戦いの直前みたいです。
ところでここ数話ちょっと演出変わったのかな?冒頭、沢嶋が特殊な交渉術を使ったっていう前口上のとき今まではずっと沢嶋のアップだったのに取材対象者を映すようになったよね。
あとなんか映像がすごくクリアでキレイになった気が。カメラが変わったのか?鎧のディテールがはっきりわかるくらいの解像度と背景ボケが美しく、もうすでにフェイクドキュメンタリーの映像じゃないような(笑)まあ映像がきれいだと見てて楽しいんでいいんですが。今回は特に田んぼでの槍の戦いのとこがやたら映像が美しかった。
 
主人公の牛之助、初陣はいいけど今まで寺に預けられてて還俗したばっかの若者が武芸の鍛錬をしてるとも思えないし、犬死にする未来しか見えねえよ…と思ってたんだけど、初っ端から意外な展開。
偽装工作云々は、今までなんとなく時代劇見てても手柄については自己申告制か?そんなまさかと思ってたんで、詳しいことがわかって良かった。条件付けが意外と細かいのが分かったし、それだけでも面白かったな。
右衛門佐のやってることはそうとう小狡いと思うけど、手柄システムの解説聞いた時に真っ先に思ったことだったんで、ああなるほどね〜って思ったw
当然立派な武士ばかりじゃないだろうからこういう偽装工作もあったんだろうし、罰則がおもったより厳しいってことは同様のことがかなり横行してたってことですね。でもま、それで一族が引き立てられればいいわけで、一族総出で偽装工作してる可能性もあったんだろうなあ。身内も罰されるってことは。
そして偽装工作中とは知らずに突然乱入した長山丹波殿と、敵の朱槍の人の名乗りからの一騎打ちは時代劇でもあんまり見ないシーンだった。朱槍の人はお取り巻きもたくさんいるし、あいつらは最初の解説通りやっぱり手柄狙いのもののふってことか。いやあ、大変に興味深い!シーンとしてもわりと目にしない、珍しい戦いのシーンですね。長山殿、ちょー主役みたいw
それにしてもそこに沢嶋がいるってことも忘れ気味になるくらいの臨場感あふれるやり取りだったけど、まさかのすいか泥棒に笑ったwww首じゃねええ〜〜〜って(笑)すいか泥棒で殺されたとは浮かばれねえ。いやむしろ紛らわしいことすんなッて感じか。合掌。
そしてまさかのあの緊迫のシーンで沢嶋の取材終了って、えー、追っかけないの!?これはレアケースか?つかあの突っ込んでくるとこで終わるってのやってみたかったんだろなw>監督
いつもの起承転結落ちがあるパターンとちょっと毛色が違ってて面白かった。毎回趣向を凝らしてるなあー。