そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

素敵な選TAXI #9「罪と罰の選択肢」

http://www.ktv.jp/sentaxi/index.html
脚本:バカリズム 演出:星野和成
 
コントというにはまったりしすぎててイマイチというか、この番組の作り手はコントバカにしてないか?
未遂の強盗たちが刃物や拳銃持ってるかどうかでのマウンティング争いを、立場が対等かどうか、おごるかおごられるかという日常レベルの問題にすり替えることでのギャップを笑いにしたかったんだろうけど、全然まったく笑えねー。そういうのって、演者がコメディセンスがあってはじめて成り立つものであって、あのメンツじゃん無理だから (∋_∈)
むしろ犯罪者を絡めることでそこじゃねえ感満載。だからどうしてこういう犯罪がらみの話をやりたがるのかなあ?人死にがなかろうが、どこに転んでも後味良くならないと思うよ?
今回は普段からタイムスリップ感がないことを逆手に取った展開だったけど、通話状態キープなのはわかってたし、最後ああいう大捕り物にしたかったんだろうけど、それならそれでもう少し面白く出来なかったのかなあ。単純に思いついたネタはいいんだけど(あくまでもタイムスリップしたふりだけという)ネタ負けって感じ。
「性能がいいからタイムスリップ感がない」という今までの仕込みが花開いたというしてやられた感もまったくないし。
それにしても電話が通じてるってことはあのタクシー内の会話内容が駄々漏れってことで、カフェCHOICEの面々は枝分さんのタクシーがどういうタクシーなのか知ってんの?それとも過去に戻れる選TAXI自体が知る人ぞ知るくらいにはありきたりのものなのか。その辺からして説明不足すぎてなぁ。
このまま最終回かと思うとなんか残念な出来ですよ (´・ω・`)