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脚本：坂元裕二 演出：加藤裕将
オレは門司だよ。いやオレ、門司の立場でならわかるよ？って話だけど。
というか大抵の人は門司と同じ立ち位置じゃないかなあ。今は「共感の時代」だとか言われてるけど、本当にその人がどう思ったのかってのは言ってくれなきゃわかんないし、それ以前にそれを言えるかどうかってのもあるけどさ。でも知った風に共感するのはやっぱりあんまり誠実じゃないような気がするのよね。本気でそう思うなら別にいいけど。
オレはたま子さんたちみたいなのは無理だし烏森さんも高村さんも無理かも。なので門司。それ以上の感想は求めないで。（念のため）
あと基本的にこれはドラマの話だからお互いで可哀想言い合ってても仕方ないし、とりあえずそういうことに屈しないで声を上げることで何かを変えようとする、というよりみんなでそういう感情を共有することで辛いことを乗り越えようとする女の子たちの話よね。
ということで門司がせっかく彼なりに、ちゃんと論理的に考えた上で傘泥棒の話を理解してくれてるのにたま子さんはまた突っぱねましたよ。何が違うんだっていうか門司が言ってること違ってないよね？門司かわいそう。高村さんみたいなのが特殊なんであって、普通の男性はせいぜい門司よねえ。
土屋元部長の、自分の娘が同じ事されたらどうするかってことで、別の立場の当事者として考えてその結論が「俺なら殺す」ってのもわかる。
ただ思った以上に予想外だったのは雨木社長が本当にひとでなしだったってことだよ。暴力や無関心の連鎖とかじゃなく、本当に心が無い人だったと。まあそういう人もたぶんいるんだよね。ポジショントークじゃなくても（-_-;）
さすがに本気でたま子さんに謝ってるのかどうか（哲太の演技力ってのもあるんだけど）、まさか謝るような人間だと思ってなかったから本気なのか…いやまさかなーとは思ってたけど、やはりというか当然というか全然悪いとも思ってなかったよ。むしろ形だけなのにあんなに心こもってそうに謝れるってスゲー。心がなさすぎてスゲー。見てて気持ち悪くなるくらいに（哲太スゲー）ある意味尊敬するよ。
しかも理由もどうやら単なるいたずら心だったっぽいって、男女平等な嫌がらせでもなかった！ (ﾟДﾟ)
そんで話し聞いて泣く門司。「なんで君が泣いてるの」って言われても泣くよそりゃ。オレも泣いたお (つω･`。) 普通の人なら何が起こったかを聞いて想像できないわけがないよな。気持ちの共感までは出来なくても気持ちは理解は出来るよな。
とにかくそんなことを全部わかった上で切って捨てて平気な雨木社長スゲエよ。
そんでもってそれを批判した門司、ソッコークビって (ﾟДﾟ) 決断早すぎる…
オレはたま子さんみたいにあの会社にいるだけでハラスメントに加担してる、それが罪だという気持ちはもてないし、社会的制裁を加えた結果当事者の雨木社長本人が処分されるのは当然としても（あの場にいた人たちも）それで迷惑被る会社で働いてる人たちのこと考えるといろいろ微妙。だからといってオレでもたま子さんの立場なら裁判するけど。
あとマスコミに暴露したのは土屋さんってことで、たま子さんのことは嫌いでも会社は辞めてなくても、まあやっぱり人として話はわかる人でよかったと。上から投げられた泥を下に投げ返してるだけは言い得て妙だけど。
でもこれじゃ会社としての対応も意味なくなるよね。門司がそれなら伝わるし。雨木はバカだなー。いや店の厨房で軽口叩けるってことがそもそも何も考えてないのか？バカなのか？
そんな話の中で、あの伊達さんが再び来店してくれたというのはかなりホッとした。良かった！
しかもあの時大げんかした新田・川奈の二人が仲良く働いてるってのがな。オレ思わず泣けたちゃったよ。いやそれくらいはわかりますよｗ
なのにスプーンが… お客さんを見ていろいろ気を回せるたま子さん（とそれに気がついてるハイジさんもスゲーｗ）なのに、どうしてその可能性を考えなかったのか（；´Д｀）せめて席はなるべく端から離しとくとか屋上の柵に網でもつけとくとかしとくべきだったね。まああんだけ騒ぐグループ客とかいて、何かの拍子に何かが下に飛んでいかないかは結構気になってたんだけどさ。だって当たったら死ぬよね。どうなるんだ？てか来週もう最終回かー。あああ終わっちゃう… (´△｀)
でも予告テロップの「頑張れ女の子」ってのはまあいろいろ表してる気がするよ。「女」じゃなく「女の子」たちの話よねえ。それがイマドキの気分か。
それはともかくとしても、今回はなんかやたらに「あー今の駅長と若いころの駅長がー（あまちゃん）」とか「お父さんと息子がー（ごちそうさん）」とかやたら思ったよｗアカン！ｗ
あ、あとあのデカイ派手な女、LiLiCoだったんかｗ わかんなかったよ。
