そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜#3

http://www.tbs.co.jp/yamegoku/
脚本:櫻井武晴 演出:加藤新
 
基本設定と足抜けコールのルールみたいなものは1,2話でガッツリやったからすごくよくわかったし、どんな事情であれヤクザに加担した人間は絶対許さないっていうバクちゃんさんの気合もよくわかってるんだけど、今回の話ってどうなん?
デザイナー志望で他のどこも雇ってくれなかったからって理由で就職した会社がヤクザの出先機関で即ヤクザ扱いって、ありなのか。本人にも自覚なさそうなのに。
まあ必要であれば結構な強面になれる弓削っちがとんだ間抜けで気弱っぽい一般人ってとこがポイントなのか?そんな楽しみ方をするのは特撮クラスタだけですか?w
ともかく、今回の話は今ひとつピンとこなかったなあ。
ストーリーの大筋がというより、そもそもの基本のプロットが無茶じゃねえ?組対部長・風見徹(小木茂光)の娘が付き合ってる男がたまたまヤクザの関連企業に就職、母親が心配して勝手に足抜けコールに依頼って。いや話のパターンとしてそういうケースもあるんだろうけど、ドラマの都合としてこういうレアケースをやらなきゃいけない理由が今んとこわからないって話ね。
そして足抜け対象者・村崎亮(弓削智久)が拘ってるデザイナーの仕事だけど、ちゃんと見せてくれなかったからよくわかんないけどどう考えても才能ないよね。そして組対部長の娘さんはデザイナーじゃなきゃダメだというけどそのデザインのどこが良くて村崎と付き合ってたのか、やっぱりデザインを見せてくれないからさっぱり。s凝って大事なとこじゃね?
だから村崎のデザイナーへの本気度合いもさっぱり。彼がデザイナーに拘らなきゃヤクザに関わることもなかったんじゃないのかなあ。あのままいってもそのうち何かして東京湾に沈められることになるような気がするけど。むしろそっちのほうに話し振ったほうがよかったのでは。
そして飛んだとばっちりなのが組対部長。そんなことで飛ばされるって真面目にひどくね?劇中的にもドラマとしても。というかここで組対部長を飛ばす必要があったのかどうなのか。これってまさかまったく伏線でも布石でもないってことはない…よねえ?どうなん?
本人が自覚ないまま流されて足抜けしたけど最後はその意味すら無くなった、おまけにそのとばっちりは想像を超える大迷惑な結果って、最後までお話として何がやりたいのかよくわかんなかったよ。
あとは1話で三ヶ島が見逃してやった藤田は何なのか、情報通の客分って誰で、藤田を見逃したことでバクちゃんさんたちがどんだけ不利益になるのかは気になるところ。これってちゃんと意味あるんだよね…?
まあキャラは楽しめてるので今んとこはOKですが。いろいろ微妙。