そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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天皇の料理番#3

http://www.tbs.co.jp/tenno_no_ryoriban/
脚本:森下佳子 演出:岡本伸吾 原作:杉森久英
 
俊子さん良かったね、本当に良かったね…。・゚・(ノД`)・゚・。
あ、篤蔵さんがちゃんと高瀬の実家の方に手紙を書いててくれてよかった。展望が見えたら報告はできる人でよかった。むしろその先が見えるのが以上に早くてよかったw 普通そうはなんねーだろよ。本当の秋山さんもそうだったのかしら?(妻子のことはともかく)
といっても、子供が出来たと聞いた篤蔵が俊子さんを放置したとこで、どう考えてもこの展開になるのは目に見えてた。むしろ篤蔵の実家に行けばいいのにと思っていたんで、これで良しなのです。
自分の意見はあるとはいえ、何が「NO」なのかはわかるけどじゃあどうしたいかと言われてもそこまで主体性がないのは仕方ないし、NOと言って行動出来るだけでも全然マシだと思うので、オレは全力で俊子さんを応援したいと思います。黒木華ちゃんがカワイイので良しなのです。
まあ篤蔵さんの親がとにかくなんでも受け入れてくれるのも、そもそもは篤蔵さんがあんな人だからということで鍛えられた結果だと思えば篤蔵さんが救ったと言えなくもないし。(いやたぶん言えないと思うけど)でもそこでもっとわがままを言ってもいいと言ってくれる、息子のやったことを責任持ってくれる旦那家の両親さんというのはありがたいものですねヽ(;▽;)ノ良かった良かった。
つーか篤蔵があまりにもそういう心づもりや段取りを明らかにできないってのは、なんでも自分の中だけでグルグルしてしまう、迂闊なことが言えない性分ってのもあるかもしれないけど、宇佐美さんに料理のことや俊子さんのことを説明しようとしてあまりにもとっ散らかってて説明になってないってことで、彼がまったく論理的でない頭なのはよくわかったけどさw まあ下手に考える頭があればあんな直情的すぎる、はたから見たらその場の思いつきみたいな行動(でも徳蔵の中では筋が通ってる)はしないだろうし。
ペテ公呼ばわりはともかく(エテ公って聞こえるお)タケるんの一所懸命すぎる挙動はなかなか微笑ましいな。あれだけでなんだかこのドラマがコメディドラマなのかと勘違いしそうになってるよw タイトルバックは相当ポップでコメディっぽいけどそのせいもあるのか?
ちっちゃいからペテ。目端が利いててちょこまかとよく動いて普通の1.5倍くらいのスピードで生きてるっぽいネズミのような篤蔵さんはまさにタケるんにドハマりな感じだなあ。たぶんタケるんが小さいけど超絶アクションが出来るってのがこういう役にちゃんと反映されてるのを見ると、経験ってのもはまったく無駄にならないなと。タケるんスゴい。アクションものよりもその凄さをじわじわ実感。
篤蔵さん、俊子さんには何も言わないまま返しときながら、自分の中だけで勝手に際しを養わないとイカンのだという使命感に燃えてるのもどうかと思うけど。手紙くらい書いたれやと(^_^;)
その結果が華族会館に勤めながら仕事がない時は英国公館に見習いに行くというのも、自分で何をやってるのか、筋がどこに通ってるのかわかっててもその段取りをまったく論理的に考えられない、目先のことだけで突っ走るしか出来ないという人間性だからってのはよくわかった(笑)
まさに「筋は通ってるんだろう、お前の中ではな」状態。篤蔵の中では筋通ってるけどその筋を通すためにどれだけ周囲の人間が迷惑をこうむり悲しむことか、それがぼんやりとはわかってても自分の筋の方が大事なんだよなあ、篤蔵は。ある意味そのゴーイングマイウェイさが才能。その才能に運がついてきてるってことか。
それにしても五百木さんも親切だな(^_^;)なんとなく宇佐美さんには話通ってる気がしなくもないんだけどどうなんだろ。まあバレたらまったく筋も仁義も通ってないってことで怒られても仕方ないんだろうけど、宇佐美さんならそこまでして料理をしたいという情熱は買ってくれそうな気がしなくもない。怒られなきゃいいな…
まあ才能はあったにせよ、こんだけやってる人間が報われないわけないと思うので異例の出世はありだろうけど、辰吉さんが暗い目をしはじめてつらいわー(;´Д`)
んでたぶん、本人意外には筋が通らない事をやってる篤蔵さんが報いを受けるのもまあ道理なのか、お兄さんが病気だといったことは言霊的に本当に。お兄さん… (/_<)
なんだかんだ言ってもあの家族会館の調理場の人たちはみんな親切で面倒見が良くてジェントルマンだなあ。料理はみんなで作るものだって。レストランの調理場って普通もっと酷いよな。さすがシェフが人格者だと違うのかw