そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜#7

http://www.tbs.co.jp/yamegoku/
脚本:櫻井武晴 演出:坪井敏雄
 
やメーたんの中身、何が入ってたの? ((;゚Д゚)ガクガクブルブル 「ムルキンチョ」って何よ、宇宙人的な何か?
さて。
麦ちゃんさんの過去が語られ、ヤクザを憎む理由もわかって、やっとドラマらしい展開になってきたってことで若干面白くなったような気はする…んだけど、なんかそのことにあんまり面白みを感じないというか。基本的に麦秋ちゃんの事情に興味ないといったらそれまでだけどー。(あれ、なんか既視感)←月9だ
まあなんとなくそんなことかなと思ってたけど、麦秋の実の父親が貴船組の橘だったと言われても、それでじゃあ麦秋ちゃんは何を背負っているんだというね。
刑事になったことをお父さんが喜んでくれたら警察は辞めたくない、だからどんなことをされても辞めない、人事課長とも取引をする、そして刑事として飼い殺しに近いことをされてるってのは気の毒だと思うけど、そもそも子は親を選べないからしてヤクザの親分がたまたま実父だったからといって仕方ないじゃんとしかねぇ。
お父さんの方は知っててお母さんと一緒になったんだろうけど、過去のことが語られはしたけどお母さんがどうして橘と関係を持ったのか、それで麦秋が生まれたことについてどう思っていたのかってのには触れられてないから、どこにどう感情移入したらいいのかよくわかんないんだよね。麦秋に可愛げがあればまだしもそうじゃないから、何に対して怒ってるのかもよくわかんないし。別にお父さんがヤクザに殺されたわけでもないよね。一応病死って言ってたけど?
さっきも言ったけどたまたまヤクザの子供に生まれついてしまったのは仕方ないわけじゃん。他の足抜けしようとしたヤクザと違ってそれを自分で選んだわけじゃないし、有留先生みたくやむを得ずヤクザに協力させられたり仕事先がヤクザの関連団体だったってのとも違うし。
だからそもそもが最初からそういう人たちとヤクザ当人、もしくはヤクザだと知ってて協力した人を一緒くたにして「許せない」と言われてもって話なのよね。それが自分の出自に関わってるってことすら「だから何?」としか。
これ、もう少し麦秋ちゃん本人に気持ちが入るような話ならまったく違ってたと思うんだけどなあ。どうしてもヤクザを許せない事情というか。それが私的にでも警察としてでもいいんだけど。
三ケ島にしても藤田の話が最初に見逃がしたことからして刑事としてありなのかどうかってのがあるしなあ。というかドラマとしても三ケ島の影って薄いよな。全然バディものじゃないじゃん。
おまけにこの分じゃ室長も本当にいるだけ状態?哲司なのに? ('A`) もったいねーなあ。勝地はたくさんでたからいいけど、裏もなかったみたいだし。ただのオカマちゃんってだけでいいんだー。もったいねー。あ、これの戸次さんはカッケーなー (*´∀`)=3
小ネタはまあ面白いし、キャラとしてみんな面白味はあっただけにお話がイマイチなのがとても残念。まだ終わってないけど。大島優子もとても良かったのに。もったいねー(まだ終わってない)