そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜#9

http://www.tbs.co.jp/yamegoku/
脚本:櫻井武晴 演出:堤幸彦
 
う、う〜ん、ストーリーはちゃんとわかってるんだけどこのドラマが何をやりたいのかさっぱり。
とりあえず一番カッコイイのは橘組長なんじゃないの?一番ブレがないように思えるけど。しかも子分を庇って撃たれるとかカッコよすぎる。
演出は堤監督かなってことでスピーディでテンポよくアクション多めだったんでつるっと見ちゃえたけど、ヤクザ同士で何をやってるのか、まったくわかりません。いやわかってるけど意味がわからん。水田の組ごと足抜けって構成員の皆さんがそれでいいって思ってるならいいしどのみち水田の一存でしかないからいいんだけど、結局なんだったんだって話よね。そもそも足抜けする必要あったのかな?別に若頭にそそのかされたわけでもなさそうだったしなあ。いいけどこれの戸次さんカッケー、なんかイケメンだわー、ヤクザだけど。
結局水田がどこまで本気で足抜けしたいってつもりだったのかもさっぱり。まあオヤジに裏切られたと思っていたけど実は愛されてたことを知って更生しました(ヤクザに!)ってだけなんだけど、その辺をバクちゃんさんのことととダブらせたいのかどうかもよくわかんなかったよ。
バクちゃん自体が結局その憎しみ勘違い状態で何だったんだという大ショックだし。お母さん酷いなー。誰が悪いって言われたら結果的にお母さんが本当のことを言わなかったからだとしか。バクちゃんが聞きたくなかったからってのは、まあ多少あるけど、やっぱ3年前にちゃんと説明すべきだったよね。本当に結局なんだったんだとしか。おまけに今回も麦蒔は出てこねー。
そ、し、て、水田組の客分は予想通り佐野でした。そりゃそうだよな。当然。バクちゃんの更なる出生の秘密が明らかになるまでは、客分が佐野なら水田が橘を裏切って足抜けすること自体が麦秋の計画だと思ってたし。
佐野が稼いでおいしい目を見せといて、足抜けして投資ファンドとしてやっていくつもりの水田の前からいきなり行方くらまして地獄に突き落とすっていう算段だったんだよな?だから水田が足抜けコールに来た時わざと顔出さなかったんだもんな。そこで完全にそうだと確信。てかたぶんこのドラマ見てる半分くらいはそう思ってた。知ってたw ところで勝地のローラースケートというと未来講師めぐるを思い出しますねw
結局麦秋の憎しみはどこへ…ってことになってるんだけど、慰めてる三ヶ島は何を言ってるんだって話よね。
憎しみと逮捕は別だろが。バクちゃんが橘を実父だと思ってたから憎んでた→実はむしろ助けてくれた人だった→…から憎むことはできなくなったってだけで、橘がヤクザで非合法な活動をしてきたのは確かなんだから、麦秋が刑事である以上逮捕しろよってだけよね。そこで憎む理由がなくなったから迷うって意味がわからない。三ヶ島は本当に何言ってるの?
有留先生に手術のお願いした時にも生きて堅気になって苦しめるために手術してくれって頼んでたけど、そもそも手術して助けられるなら手術するのが医者として当たり前だと思うし。(ヤクザの報復云々は置いといて)
結局そうなるとバクちゃんのヤクザ全般に対するあの厳しい態度はすべて橘を苦しめるためだけのものであって、その理由は私怨ってことになって、それは刑事ドラマの落とし所としてどうよと思うわけですよ。まず刑事として仕事しろよ。
そしてどっちにしてもバクちゃんさんはヤクザの娘じゃなくても犯罪者の娘だから。それって刑事続けられるんだっけ?
最後はバクちゃんが幸せになればいいって話なのかなあー?でもバクちゃんにまったく共感できてないのでどうにもなあ…( ´∋`)いや大島優子は頑張ってると思う。全然問題ないよ?
あ、そういや橘が運ばれた病院の医者が突然なんで博多弁?(しかもテロップまでwww)って思ったんだけど、あれ藤井尚之か。そりゃ博多弁なはずよねw てか音楽が武内享だからかチェッカーズ!(笑)
全然出来上がってない最終回予告に堤監督がいたよ?w