そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ど根性ガエル#3

http://www.ntv.co.jp/dokonjyo/
脚本:岡田惠和 演出:狩山俊輔 原作:吉沢やすみ
 
ひろし働き始める…のはいいけど前言撤回、あいつ全然器用じゃねえw
今回はとりあえずゴリライモかっけーって話じゃん。ひろし、あんまり良いとこないような。働き始めたくらいでみんなに祝ってもらってるのもどうかと思うけど、その気持ちをむげにするような言い草の末に大げんかって、照れ隠しというわけでもなさそうなのでとても微妙。むしろゴリライモがどう思ったかは描写されてるから本気でひろしがダメ人間だとしか。
というかひろしが常々思ってるらしい「どうして働かなきゃいけないのか」には特に答えは出なかったよな?
お金があれば欲しいものが買えて好きなモノが食べられるにしても、宵越しの金は持たねえってどんな江戸ッ子だよ。いやひろしはたぶん江戸っ子だと思うけど。
どうして働かなきゃいけないのかってのはもう少し引っ張るんだろか。それにしてももうちょっと突っ込んでもいいような。ゴリライモが働く理由というか、彼の場合そういう話以上のことを語るわりに、京子ちゃんと結婚したいといったひろしはまったくダメダメすぎて話にならねえ。社会貢献どころか京子ちゃんどころか、母ちゃんに心配しかかけてないって、大人としてどうよ?それでプロポーズってどうよ?
それでいったらひろしがゴリライモの工場で働いて、そういう単純労働で金を稼ぐのは正しいのかって話になっちゃうけどさ。もっとひろしが働きがいのある何かを見つける話なのかなあ。だったらそれは金儲けとか関係ない、人々にど根性を与えるような、他の人から見てそれなり立派なやりがいのある仕事であるべき(=社会貢献)、それは何なのかっていう話にしかならんけどさ。それがわからないうちはピョン吉も浮かばれねえってもんだぜ?(まだ死んでない)
でもまあ今回の話はどんなダメ息子でもかわいい、息子が初給料で買ってくれたものはいつまでも大事に使うっていう親心はとてもわかる。ええ話や。あげる方からしたら新しいのにしろよ母ちゃんってことだけど、人が買っていったものを奪うのはよくねえぜひろしw あのおっさんがなぜあの財布を買ったのか、ひろしに譲ってもいいと思ったのかはスルーされたんでそこはわからないけどさ。そこはスルーすべきだったんだろか。今回はいろいろ肝心なことすっ飛ばしてる気がしてならねえよ。だから見終わって微妙な気持ちになるのかもな。日常の話にしてももう少し芯の部分で何か「うん、わかる」という話じゃないと厳しいなあ。
そして満島ひかりが現場で同録で声を当ててるって話を聞いて以来、そのほうが気になってしょうがねえよ(苦笑)満島、うめえなあ〜!