そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

フラジャイル#1

http://www.fujitv.co.jp/FG/index.html
脚本:橋部敦子 演出:石川淳一 原作:草水敏、恵三朗
 
長瀬はカッコイイ。病理医の仕事もなかなか興味深い。しかし話は思ったより普通というか、わりとソツなく予定調和だなあ。それでも面白かったけど。
というか岸は変人ていうわりにそこまで破綻してもないような。
病理医がドラマに出てくることはなくはないけど主役でってのははじめてってことかな。確かに病理医の仕事自体は面白そうだけどやってることは地味だからどうしても変人主人公にしなきゃ(漫画として)成り立たない…ってとこかなあ。
なんかね、キャラがみんな引っかからないんだよね。だって智尋(武井咲)の先輩医師の平岳大とのやり取りやあの患者さんは先輩の手柄でOKみたいだし、智尋が神経内科辞めるってのもセリフだけだし。
今回の悪役かと思った手塚とおるの内科医にしても別に悪い人じゃなく怠慢ってわけでもない、ただ単に「病気の診断がつかなかった」だけ。まあ辺はいいし優しいけどそういう意味の前科は多いみたいだし、ああいう医者に担当されたくはないけどカンファレンス中に岸に指摘されてもミスを受け入れてて、上司の部長?も岸の見立てでOKだし、基本人の命は大事ってのが前提みたいだから、だから岸の言うことが絶対になるって構成だよね。
初回だけど患者の話にはそんなに突っ込まず病理医の仕事の方、岸と智尋のやり取りにさいてるからなんかふんわりしてるというか、なんか単純に見えるというか。話自体が面白い限りは面白く見られると思うけどなんか物足りないんだよなあ。
思うに岸の病理診断とか患者周りの話が淡々としすぎてるというか、誤診の証拠を見つけるという話みたいなのにサスペンス感がゼロというか。ストーリーが勝手に展開するから見ててハラハラ感もワクワク感もないというか。
平岳大手塚とおるもゲストっぽいから、予告見る分には毎回違う科に殴り込みに行くってことかな。
まあ今回の長瀬は初回から変人の天才イケメン病理医にはまっててカッコイイし仕事も完璧なので、それだけでも十分。野村周平もカワイイし。
でも小雪はかなり微妙というか、姉御なのかがらっぱちなのか大雑把なのかはっきりして欲しいw あと眉毛ボサボサ過ぎでさすがにそのビジュアルはどうかと…