http://www.tbs.co.jp/kazokuno_katachi/
脚本：後藤法子 演出：平野俊一
いくつか例外はあるけどこの枠は基本的にシリアスにしてもコメディにしても微妙に好みに合わないなーと思ってたんでスルーでいいかなと思ってたんですが、思ったより面白かった。
というか見る前からこれってどう見ても阿部ちゃんの「結婚しない男」じゃね？と思ってたんだけどさすが日曜劇場、もっとわかりやすくお茶の間に受けそうなテーマの人間ドラマにしたなあという印象。
いや今回はオレが見ても普通に面白かったんでいいし、キャスト的にはできれば見たかったんで普通に面白く楽しめるのはありがてえｗ
後藤さんの脚本はわりと好きだけど、今回こういう路線のコメディってのはちょっと意外かも。
登場人物の掛け合いのテンポ良くて、大介（香取慎吾）と葉菜子（上野樹里）の性格も一見合わないんだけどズレ加減が合ってるというところがちょっと笑えるし（笑）ふたりともわりと素の感じじゃね？ｗ
というか、大介が表面的には面倒くさいタイプだけどそんなに感じ悪い人じゃないってとこでひと安心したし、彼のいってることはすごくわかる。とても良くわかる。他人じゃなく親だから、きちんと整えてる自分の部屋のあれやこれやのしつらえや習慣をいろいろ詮索されたり触られたりするのがイヤなんだよ！触るなって言うには理由があるんだよ！あんたらが雑だからだよ！（声を大にして言う）大介の気持ち、すげーわかるわ〜（実感的）
でも大介と結婚しなかった美佳（観月ありさ）のいうこともわかる。オレもあんな細かい男イヤ。すげーうぜー。美佳さん大正解ｗ
しかし１話めでお父さん（西田敏行）が再婚した理由が浩太くんの虐待だった…ってのもわかってひと安心。まあそうだと思ったけど。
葉菜子と部田中莉奈（水原希子）のやり取りも良かったし、こっちもやはり１話からクレーマーのハナコさんだってわかるのも予想通り（笑）
殆どが予定調和的に予想できるんだけど、それでも面白かったんで飽きるまでは見てみる。わかりやすそうな話なので自分的意外性演出のため、今回はあえて公式の相関図は見ない（笑）
それはそうと浩太くんのお母さんは誰かと思ったら水野美紀って、え、またデジャヴー？えーと、見る気はなくたまたま夜中の再放送で見てしまったんだけど、水野美紀、NHKドラマの「逃げる女」でやさぐれて逃げてたよね…？いやだから似たようなビジュアルなんで混乱したよ？
あと浩太くんって、てっきり香取慎吾のバーターのジャニーズJr.かと思ったらスタダのEBiDAN KIDSなんだ？むしろなんでジャニーズがバーターでねじ込まないのかわからない。バーターで負けたのかジャニーズ事務所。というかスタダの子供フォークデュオって何！？
