http://www.tbs.co.jp/never-let-me-go/
脚本：森下佳子 演出：吉田健 原作：カズオ・イシグロ
カズオ・イシグロは去年東出昌大と安田成美の「夜想曲集」の舞台を見たくらい。
文学だというし施設っぽいとこで生活してるから天童荒太の「永遠の仔」みたいな話かと思ってたらむしろマイケル・ベイの（ユアンマクレガーが主人公の）「アイランド」だったよ？というかアイランドのwikiを確認したら関連項目にこの作品があって、つまり結局その手のSF文学ってことか。アイランドはベイ作品らしくストーリー重視のエンタメ映画だったけど。
現実にはありえない話をSFというジャンルによってそれらしく描くことで、人間というものの存在と思考について深く掘り下げ探っていくという、正しい意味での文学ってことですが。
まああの施設は見るからに予想通りのものだったんでそこに特に驚かないし、1話は前振りと子供時代の話だけでストーリーはほとんど進んでないけど、だいたい何となく予想はつく感じ。こういう話だと設定が問題じゃないしな。
まあwikiをちらっと見ちゃったんでストーリー展開はわかったけど、見るべきはそこじゃないのでとりあえず彼らが大人になってからの話を早くー。あの3人に一体何が起こるんだ。
クローン提供者ってのはSFではわりとありがちな設定だと思うけど、そのまま現代の日本を舞台にやると結構エグくてきつい話になると思うので、多少は変えたりするのかなあ。それとも真正面からやり切るのか。倫理的にも嫌な話にならざるをえないよね？
だってわかってて提供者にされるのは嫌だよなあ。それこそ自分という存在が生きる意味について考えちゃうよ。というかもう冒頭から4回めとかいってるし、春馬はどうなるのかしら…（；´Д｀）
そういや恭子の子供時代やってる鈴木梨央ちゃんは「ビックリポンや！」のあさが来たの子役ちゃんだけど（表情がｗｗｗ）、「八重の桜」のときの綾瀬はるかの子供時代もやってるんだねー。綾瀬はるか専用子役かｗ
