そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

傘をもたない蟻たちは#4(終)

http://www.fujitv.co.jp/kasaari/index.html
脚本:小川真 演出:河野圭太 原作:加藤シゲアキ
 
予想通りのオチだったけど、お話的には普通に良い話だったので特に何もいうことはない感じ。
世に奇妙的なオチもちょっと期待したんだけど「最初の読者」っていう落とし方ならこれで。
オレとしては本当はもう啓介は死んでて純も葬式に出たはずなのにその記憶がまるっと抜けてて、自分の脳内で作った啓介の幻影(つまり自分の分身イメージ?)が自分自身をやる気にさせようとしてた、故郷で元カノにあって啓介のこと思い出す…という方が好みかなあ(聞いてねえ)
オカルトか自分の脳内妄想かって違いだけど、オカルトオチってそんなに好きじゃないんだよねー。だって死んだ友達の幽霊が現れて叱咤激励してくれたって、良い話にしかならんじゃんよ。
全4話だから仕方ないと思うけど、1,2話めと3,4話目のテイストが違いすぎてちょっと微妙かな。なんか純が最後やる気になったとこでつい2話めの「最初の1ページ目に書いたことが夢に出てくる」…っての思い出したし。もう1話あると違ったかもしれないけど。まあこれはこれで。
あ、そう考えると「流星ワゴン」ってオカルトオチのわりにかなり捻って作りこんでんだなあ。