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新文芸坐の2本立てで。2本とももう一回映画館で見たかったやつのなのでラッキー！今週土曜日までです。
二回目の感想だけどネタバレですよ。
「ジョン・ウィック」
以前の感想→http://d.hatena.ne.jp/korohiti/20151018/p1
話はわかってるんで主にアクションを堪能。本当にこの映画のアクションの見せ方メッチャ巧い。そういや帰り際に前の方にいた大学生らしき男子二人連れが「俺、最近アクションって別にもういいやって思っててー」とか言ってたけど、ジョンウィック見てどうだったのかちょっと気になったｗ（オレはジョン→ヴィジットで帰るとこだったので彼らはこれからジョンを見るってこと）
てか何回見てもやっぱり犬のとこで泣けてしまうよ (つω･`。)
殺人描写自体はかなり凄惨なのでPG−15なんだけど、殺し屋に復帰したジョンがきっちりとスーツを着て淡々と確実に感情なく殺していくせいか、血みどろなバイオレンスさがジョンの深い悲しみで相殺されるところがすばらしく叙情的。キアヌの持ってる物静かでミステリアスな雰囲気の勝利というかｗ
あと必要以上に酷い話に見えないのは、彼が一般人は絶対に巻き込まないことや、殺し屋専用ホテルの落ち着いた雰囲気に殺し屋のルールがユーモアになってるからよね。たぶんみんな悪いロシアンマフィアが一目置いてるジョンが大好きなんだよねｗ
「ヴィジット」
以前の感想→http://d.hatena.ne.jp/korohiti/20151104/p1
こっちも二回目なのでオチはわかってるからドキドキ感は減ってるけど、その分細かく伏線や構成を確認できて、改めて巧いなあと。これマジでシャマラン映画の中では一番出来がいいよねｗ
前の感想では「見返す気になれないくらい怖かった」って言ってるけど、これ自体サスペンススリラーだけどオカルトじゃないからオレでも大丈夫。超自然的なオカルトネタのホラーが苦手なんだよ。
まあ確かに2回目見る意味あるかといえば、オチがネタバレしてたら初見の時ほどは怖がれないけど、その分冷静にあの二人の行動を見ると別の意味の怖さがジワジワくるよ。オチが分かってても中だるみしないで最後まで一気に楽しめたし。
そういやモキュメンタリーなんで使ってる映像はあの姉弟がカメラ回した分だけなんだけど、クライマックス直前の外の風景3カットくらいはいつ撮ったんだろう？とは思った。もしかして姉ちゃん編集段階でそれっぽい風景撮ってきたのかなあ？ｗ
そしてやっぱり最後のエンディングテーマ曲のラップはサイコーｗ
