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ちかえもん#6「義太夫些少活躍(ぎだゆうわりとかつやく)」

http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/chikaemon/
脚本:藤本有紀 演出:川野秀昭
 
ちかえもんの書いた人物相関図、まさかの大活躍www
仇討ちをするのかしないのか、とんだ修羅場になりかけて登場人物がみんな揃ったところで険悪な雰囲気になり、何も言わない万吉は何を考えてるんだろうと思ってたらいきなり飛び道具出した!ちかえもんの書いた人物相関図wwwwまさに一同、( ゚д゚)ポカーンな状況。
というか、あの相関図を見てる七人が七様に感じてるのを何のセリフもなく表情だけで見せ、しかもバックに掛かってるのはちかえもんの「知りたくないの」wwwwww爆笑wwwwwwwもうツッコミどころしか思い浮かばんwww
というか悲劇と喜劇は紙一重というけどとんだ悲劇じゃんよ。思った以上に天然ピュアハートのアホボン徳兵衛、可哀想やー (´Д⊂ヽ 可哀想やけど、あの「汚い!大人は汚い〜〜〜!」という心の叫びに笑ったwww小池徹平は本当にいい演技するなあwww
しかも死のうと思った徳兵衛を止めようとして揉み合ううちにちかえもんのおいどに小刀がwwwwwざっくりいかなくてよかった、ほんまよかった(笑)というかまさに状況はカオス!www
そしてアホのくせに何もかも分かってしまう万吉の洞察力の鋭さよ。何者?
ここで喜助が忠右衛門の代わりに闇取引とご寮さんのことを語ってくれるけど、ご寮さんが亡くなって悲しみの忠右衛門の心を癒やしたのが近松義太夫さんの「出世景清」だったという流れ。
それなら確かにパトロンには違いないけど、あの竹本座と近松への厚遇はそういう理由があったのかと。そしてお初の父上、格之進との友情といいい忠右衛門は悪い人じゃなかったと分かってこれもひと安心。人それぞれに愛情の表し方はあるということか。
結局いつ出てくるのかと思ってた義太夫さんはどのくらい活躍したのかってくらいだったけど、近松に酒を差し入れて飲みに来てるというだけでもう十分。忠右衛門が「出世景清」で救われたという話があったからこそ、近松さんが当代きっての浄瑠璃作者だと信じる義太夫さんのいうことに説得力。
しかしあと2回、これでどうやってお初と徳兵衛が心中するという話になるのか、この流れで本当に心中物になるのかと思ってたら、やっぱりちかえもんもそう思ってたか。やっぱり悪役が必要だよね!
この相関図では、特に忠右衛門がいい人になってしまったからには悪役の存在が必要不可欠とちかえもん気がついた!というかその場所に九平次を入れていいのか、入れてから関係性を考えるのかちかえもん
このままじゃ心中にならんよなと思っていたけど、九平次の悪巧みに絡め取られるお初がまた悲しすぎる。このまま悲しい心中物になってしまうのかちかえもん
ということで連続ドラマの木曜時代劇にはハラハラする引きが必要ってことで、「さあ、お初の運命やいかに!」というちかえもんのその引きのセリフはあまりにもありきたりで陳腐やwww
あと今回ちょっとヤマトっぽいBGMがあったよ、さすが宮川彬良