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脚本：マギー 演出：佐久間紀佳 原作：有栖川有栖
脚本は同じだから演出によって火村と有栖の距離感が違うのかなあ、今回の二人はとても同級生な感じだった。主に火村がアリスと仲良い感じｗ あの耳打ちとか意味あり気にスローで見せる必要あるのかよｗ
結局なぜ社長がサイコパスだったのか（本質的な意味でのだけど）わからずじまいだったけど、ふと沸き起こった説明しがたい破壊衝動までサイコパスに入れられるのなら本質的なサイコパスってもっと多くね？だってそれを実行に移すか移さないかの線引きはもう少しあってもいいと思うの。むしろそこじゃないかしら？火村だってサイコパスの心理は分かってても実行に移さないんだしさ。
にしてもそんなサイコパス心理がわからない有栖の精神は大変健全ですねｗ まあ作家はそういうところはある程度「普通」であるべきだと思うけど、普通なのにそういうのがわかるならそれはサイコパスかもね。
そしてそういう有栖だから火村とお友達でいられるのか、それとも火村のサイコパスなとこを知ったら距離を置くのか、その辺の塩梅がとても気になりますよ？だって有栖→火村の好き度合いに関係するからね？
ただまあ有栖がサイコパスがわからないなら本質的には火村のことはわかんないんだろうなあ。それもロマンチックではあるけどｗ
教団のハセキョーは思わせぶりな割にあんまり絡まないなあ。前回感じたロマンチックさがちょっと薄れてきたよ。
そして今回のゲストはトッキュウジャーのミオちゃんだったけど、彼女のキャラはなんつーかちょっと頭悪い子やな。だって一緒に出かける友達もいない、しかもろくに仕事してないのに高級店で買い物しすぎって、タレントとしてもどうだろ。あとあそこの事務所の社員さんたちは彼女が社長の恋人だってことは暗黙の了解なんだろか？でも社長本人が恋人って言ってたよねえ？それ普通まずいじゃん、どゆこと？あと鍵拾った奴が犯人って言ってたわりに鍵捨てちゃうとか何も考えてない感じもちょっとサイコパスの衝動的な犯行っぽいかも。だって鍵って部屋開けたらもう必要ないよね、そんなもんわざわざ持って帰らないよなー。
火村のこの犯行の答え合わせはちょっと面白かった。あれ、もしそうだったら美しかったのかなあ？彼的にはどういう犯罪なら美しいんだ？有栖の小説はどうなんだ？
