そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

フラジャイル#7

http://www.fujitv.co.jp/FG/index.html
脚本:橋部敦子 演出:城宝秀則 原作:草水敏、恵三朗
 
宮崎先生って岸先生に感動して病理に来たくせにどうして岸に楯突くのかなあ?というかそういうキャラ作りって本当に苛々するよ?マジあいつムカつく。
それはともかく今回の話とか見てるともう病院なんて信用出来ないとしか思えないんだけど、この話は(原作含めて)どれくらい取材に基づいてるのかなあ。その辺すごく気になる。
臨床医の診断の前には病理や放射線科の検査や判断があるというのはとても目の付け所として面白いのに、結局そういう縁の下の力持ちの医師たちがどんなに頑張って患者のためだと言ってても病院音方針や臨床医がアホで怠慢だと意味ないって風にしか見えないですよ。これが本当だとすれば、本当に病院にかかった時に何もかも疑わなきゃいけないってことになるじゃんよ。
患者の方だってさすがに検査もしてないのに転移が進行するからって抗癌剤治療されても…って気がつけよ。絶対おかしいからそれ。抗癌剤の副作用ってやってみてダメでしたっていう程度のものじゃないはずだけど?誤診だったら本当に死んでるよ?いや実際死にかけてたけどさ。
これで患者が死んだら医療裁判レベルの出来事だと思うよ、マジで。高柴先生とか宮崎先生たちの立場からみたら良い話っぽくしてるけど、こんな病院があるってことが怖い。だって結局岸の病理判断ってすぐ出来たじゃんよ。生検したらいいだけの話だったじゃんよ?
なんかもう話自体がイラッとするわー。患者の病気のことは何も説明されてないし、人間関係の描き方は中途半端のままだし、ドラマとして成り立ってないよ。そもそも誤診の責任があるのは副院長だぜ?結局アメーバ赤痢じゃん…っておいおい責任とれよ、マジで。てかアメーバ赤痢の説明もしろよ…
このスタッフ自体はもっとまともなドラマ作れるはずだから、本当にどうしてこんなドラマになってるのか説明してほしいよ。
んでこれどう考えてもラスボスは中熊先生だよね?副院長を肩たたきするって、彼はあの病院の理事長とかなんじゃねーの?