そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

わたしを離さないで#6

http://www.tbs.co.jp/never-let-me-go/
脚本:森下佳子 演出:平川雄一朗 原作:カズオ・イシグロ
 
美和はもう死ねばいいのに。
ああいうタイプのやつホントムカつく。真実がいろいろいいたくなる気持ちホントわかるわー。
でもそれに甘んじてるというか、美和を切れない時点で恭子も同じなんだよなー。あれと友彦との3人の関係、みんなはっきりしなくてお互い間違った方向に気を使ってて、すごい胸がむかつくというかゾワゾワする。
そして前回の感想でスルーって言ったけどまさにその主張をして真実が死んじゃったよ(;´Д`)
結局あの世界、てかあの社会は臓器パーツの子たちを見て見ぬふりをしたまま容認、ある程度家畜的なポジションとして認知してるってことなわけね。
だったらオレもずっと言ってるし視聴者みんな突っ込みたいとこだろうけど、どうしてそういう子たちに自由意志を持たせて教育をして自我を与えて気持ちを持たせてるんだろう?それが一番ひどいよね。真実みたいな考え方をする子が出てくるのも当然というか、今までだってああいう行動に出ても不思議じゃないのに。
むしろレジスタンスの人たち、グループで行動するより真実みたいな一種自爆テロみたにして訴えた方が効果ありそうだけどなあ。もちろん生きてなきゃ意味ないってのは当たり前だけど。
どうしてもああいう育て方をしなきゃいけない何か秘密があるんだろか?それとも本当に何もないの?牛や鶏に音楽聞かせたり美味しい餌を食べ出せるみたいなもん?でmお言葉は通じるし、どう考えても生きてる臓器供給マシーンとしては欠陥システムだよねえ。
なのにあの社会の一般人的には自分の命が自分のものだという主張すら何言ってんのって感じじゃんよ。てか真実の行動を見てた普通の人たちが「どうせ死ぬなら提供して死ねばいいのに」と思うような社会じゃなきゃいいなあ… 怖いよ(>_<)
というか前回からジワジワと「提供者」が何なのかを知らされてるわけだけど、ある程度SFだと思って見てるオレとかはいいけどこれまったく普通の孤児たちのドラマだと思って見てた人たちにとって、特に今回の真実の主張とか聞いててどう思ったんだろか。
ところで恭子が着てた白にベージュのトリミングのカーディガン、たぶん1年くらい前のユニクロイネスのやつ。劇中の現在ってすぐ近い近未来かしら。