そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

珍遊記

http://chinyuuki.com
監督:山口雄大 脚本:おおかわら、松原秀 原作:漫☆画太郎

 
原作は読んでないんだけど(90年代以降は週間ジャンプ読んでない)松ケンってことで見に行ってみた。
果てしなくバカでくだらなかったー!見終わって心に残るものが何もないよ、いい意味で!(笑)ホント正直なぜ今この漫画を映画にするのかまったくわからなかったよ!いい意味で!(笑)ギャグはやりすぎ感もなく滑りもせず、ただただくだらなく、ここまでバカだと逆に清々しいね!
脚本におそ松さん松原秀が入ってたのもあるのか、テンポ良く漫画チックなギャグが浮かずにいい感じ。wiki見るとオリキャラでキレイどころ(>溝端)追加してるけどほぼ原作通りの流れっぽいし。玄奘倉科カナなのもキレイどころ追加って感じ?w
つーか原作知らないからなあ〜と思ってたら(帰ってから調べようと思ってたけど)、エンディングでスマホコミックみたいに太郎誕生?を見せてくれる親切心。えーと、太郎もアレだけど玄奘が原作と全然違うwww
松ケンは相変わらずだけどこれ本当に松ケンがやる必要あるのかな?(笑)原作の印象考えるとなんとなくもうちょっとダークで心なくてもいいくらいかなと思ったかなあ、他のキャラに比べたら少し陰が薄いかも。
ただ倉科カナ溝端淳平は良かった。オリキャラらしいけど溝端の中華系美形男子が思った以上に程よく美しくバカだった。溝端があんなにもつけまつげ似合うと思わんかったww あ、笹野さんのババア(つけま有り)もよかった。しょっぱなから笹野さんのつけまが見えるたびに笑いがこみ上げてくるよ?
変身前の太郎がピエール瀧な理由もwikiで確認(wikiっ子すぎる)誰かわかんないレベルだったけどw 板尾創路の子連れの紳士、原作ファンにウケがいいだろなーと思ったらオリキャラかよ!w なんか違和感ないよwww
てゆーか原作のキャラクターを知らないんでなんとも言えないんだけど、男女キャストのトランスジェンダー感に笑う(笑)
そのキャラって男キャラだよね?っていうのを女性芸人がやってたり、女性キャラを男性俳優がやってたし。そもそもババアが笹野高史で似合いすぎる。ジジイの田山涼成さんとのイチャコラとかすげーキモくていいw 溝端の龍翔さまもつけまの目張りは普通に中華イケメンだけど、女装もしてるしワケがわからん(笑)男女の区別がなさすぎて逆にすごい(笑)
あと龍翔さまが豚鼻なのは猪八戒ってことなのかな?普通に旅のお供になるのかと思ってた(原作知らないから)。てかまさか外人部隊が原作通りだったとは…
ということで本当に本気で何のテーマもメッセージ性もなくただただ最後までくだらないのでなんか悩みがあると気に見たらいいと思うよ!何もかもどうでも良くなるくらい弾けてる…ってわけでもないけど、これでいいのか?これでもいいのだ…って気にはなる。本当にどうしてなぜ今これを映画にしたんだろう…まだ変態仮面のほうが映画としてはまともだと思う(笑)変態仮面と違ってとにかく汚い裸とケツのオンパレードだった(笑)でも下品ではないのが不思議w
あ、美術は結構それなり凝ってた気はする。どこでロケやったんだろう、あのインチキな中華風の建物とか。スタバ風デザインの上島珈琲の看板は突っ込みどころなのか?(笑)
見終わった後、それなりウケてた後ろの席の男子が「ヨシヒコっぽい」って言ってたけどぜんぜん違うと思う。ヨシヒコのほうがちゃんと面白いと思うわw なんだろう、何の役にも立たないくだらなさ=面白さ・おかしさじゃないんだよ、くだらないものは役に立たないからいいんだよとしかwくだらなくてむしろ和むわwww
なんで松ケンこれやったんだろうと思ったけど東映公式→http://www.toei.co.jp/release/movie/1206623_979.html では脱がして欲しかったらしいからたぶんそれでいいんだと思う(笑)