そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

臨床犯罪学者 火村英生の推理#8

http://www.ntv.co.jp/himura/
脚本:マギー 演出:佐久間紀佳 原作:有栖川有栖
 
ちょっと溜まっちゃったから2話分見たかったのにタイミングがままならぬよ。てことでかなり周回遅れですが。
高校生サイコパスアポロンがあんな状況であっさり捕まっちゃったのは意外。でもストーリーと高校生殺人事件自体はミスリードを使ってないのに意外な展開になってて面白かった。
うっかりありきたりに女子高生を殺したのは元カレ、元カレを殺したのはひょっとしてコンビニ店長(泉谷しげる)か?と思ってしまったんだけど、やっぱり人はそんなに簡単に人を殺してはイカンと思うのだ。だからこそサイコパスの奴らが引き立つと思うんだし。
あ、アリス先生は推理の解明とか犯行の動機や理屈とかに頭は回るけど、あまりにも殺人犯の心の機微をわからなさすぎてそれでも推理作家かといいたい。想像しろよ、健全すぎるぞ作家のくせにw
ちょっとやられたと思ったのは、普通は凶器を隠蔽して犯人を偽装するのは加害者である犯人を隠したいからだけど、同じ被害者という立場で名前と顔を晒したいから凶器を隠して自殺を被害者に見せかけた…という動機は意表をつかれたよ。くそ、火村と同じ情景を見ていながらあのおっさん店長のその違和感に気が付かなかったとは(そこじゃねえ)
店長が未成年の加害者保護について憤ってたという前振りがあってもポイントはそこかーと思って。泉谷だし何か関係してるとは思ったけど、そこだとは思いもよらなんだよ。気の毒だから重い罪にならなきゃいいなあ。でも前科はつくのかな、気持ちはわかるだけに残念。さっさと凶器捨てときゃ良かったのに。飼い犬のお洋服の中にしまっとくってのもなるほど〜と。
ところで警察ドラマで鑑識がちゃんと働いてるドラマの場合、刺し傷によって犯人の感情がわかるってのは結構ある描写な気がするけど京都府警の人たちは気が付かなかったのかなあ。
少なくとも東京の2件(アポロンの犯行)と京都の2件は凶器が違うと思うんだけど、なぜ同一犯かも…と思った?(重箱)
そしてシャングリラの竹内涼真今野浩喜は佃製作所が嫌になって新興宗教に入信したのか?w
ところでアリスが黒のライダースってなんかイメージに合わないんだけど(まだ薄い色とか茶色ならまだしも)、そもそも窪田くんはなんで髪型を役によって変えないのかなあ。衣装もだけど目が見えない髪型って「そういうキャラ」っていう別の意味付けも拾っちゃうんだよなあ。斎藤工はそういう役だからいいけどw
ニャンコと戯れる窪田くんが嬉しそうでいいですなw>プレ