そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

暗殺教室〜卒業編〜

http://www.ansatsu-movie.com/index.html
監督:羽住英一郎 脚本:金沢達也 原作:松井優征

 
前回の感想はこちら→http://d.hatena.ne.jp/korohiti/20150325/p2
念のためいうと原作は頭のほうしか読んでなくてリタイヤ、この最近の展開分はネットの感想サイトで大体把握したって感じです。邪道でスマン。
映画は楽しんでるから大丈夫ってことで、これはこれで面白かったけど内容としては前編の方がより面白かったかな。
原作では確か理事長の息子のA組の奴らと対決とかあったと思うんだけど、学園祭エピ(+殺し屋)からE組内部の助ける派と殺す派の対立で渚とカルマが戦うとこから茅野の話でキスがあり、そのまま殺せんせーの過去話になだれ込んでるからちょっとメリハリがなくて。
もう一つくらい暗殺エピ入れて最後の柳沢との対決を盛ってくれれば…ってとこかなあ。だって10月の話から2月にいきなり飛んでるし、だったらその間にもう一つくらい生徒との暗殺勉強日常エピがあっても良かったかも。原作知らないからいうけどさ。
でも前編ほど盛り上がるネタが無かったってだけで、全体にはそれなり面白かったよ。
 
つーかさ、レディースデーで周りが春休みの女子高生だらけだったんだけど(もちろん男性もいるけど)、みんなもう殺せんせーの過去話とかでだだ泣きしてるんだよ。殺せんせーとの最後のお別れもあちこちですすり泣き状態で、いやそこまで泣くか?と思ってたんだけど、オレも最後の最後、殺せんせーと桜のシーンでウッカリ泣いてしまったよ(笑)いやお恥ずかしい(殺せんせー風に)
だいたい映画どうこうじゃなく原作からして、殺せんせーの過去の話って思った以上におかしな流れだと思うし、どう考えてもあの状況が変だと思うんだけどさ。そこは突っ込みどころじゃないのか。超絶ものすごい殺し屋を洗脳もしないまま改造していったらいつの間にか殺し屋の都合のいいように改造させて逃げられましたーって、柳沢がアホかって話だよ。仮面ライダーかよ。
でもたぶん、雪村先生のキャラの不自然さ(実写で見ると余計に)が桐谷美玲の鈍感ピュアキャラのおかげで不思議と気にならずに、むしろ優しすぎる無敵の殺し屋と健気な中学教師というあまりにもピュアで可哀想な悲恋で女子たちだだ泣きのロマンチックシーンになってるって意味ではとても見どころだった(本当にみんな泣いてたんだw)
というか卒業編の見どころって過去話と先生との別れだよな。過去話はいい話にするためのご都合が克ちすぎてて話として変なんだけど、雰囲気で流される感じが今ひとつノレないというか。
卒業式は柳沢が触手生物になってからもう少し盛り上がるのかなと思ったけど意外とあっさりやられちゃったし。あれもうちょっと見たかったよ。政府は何してたんだよって気もするしさ。(というかイトナが場所知ってる研究所くらい政府は知っとけよ)
んでもそのまま生徒たちが殺せんせーを倒して暗殺成功(そういうの暗殺っていうのかそもそもw)、その光の玉がみんなのところを回っていくとか、雪村先生のでっかいネクタイから殺せんせーのネクタイが桜の木に引っかかってるとこでなんかグッと来たんだよ。
原作読んでないから話を補完しなくても泣けたのはたぶん殺せんせーが二宮だったからだと思うんだけどさ。最後、とても良かったです。ううう…殺せんせー… (´Д⊂ヽ
あととにかくビッチ先生の知英は本気で不二子ちゃんすぎるんでとにかく眼福。ステキなピチピチレザー服をありがとう。もうすべてにおいてカンペキでした(*´▽`*)
キャストはみんなハマってて良かったよ。山田くんの渚はカワイイのに怖くていいよw あと菅田くん去年よりいろんな意味でちょっと成長しる感じ ( *´∀ `* )