そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ゆとりですがなにか#5

http://www.ntv.co.jp/yutori/
脚本:宮藤官九郎 演出:水田伸生
 
ううこれ、すごく感想書きにくいドラマだなあー。
いや普通に見てて面白いしクドカン自ら社会派だと言うだけあって、ちゃんとそれなりいろんな関係性や会社や仕事との絡みや問題提起も見えるんだけど、それがすべて先がわからない、何一つ確定してこれだと断言できないという意味でとてもリアルだと思うわけで。リアルってのは現実世界と同じような先の読めなさってことね。
作られたドラマのキャラクターなのにこいつらならこうするだろう、この展開ならこういううストーリーになるよねっていうのがまったく読めないですよ。
もちろんいい意味で。こんなレベルの脚本が書けるクドカンすげーなあー。
正和が山岸を自殺した青年の家に連れて行ったこともなぜなのか分からないし、それで山岸が改心したのかどうかも図りかねるしと思ってたら後輩ゆとり世代に偉そうに説教したあげく「今なら先輩の気持ちわかりますよ」って、どう考えてもオメーが言うなとしかツッコめないじゃん(笑)
というか今回あまりのもオメーが言うかということばかり。レンタルおじさんとまりぶとか、まりぶと正和妹、やまじーと悦子先生とか?とか?やまじーのいうことすごくわかるわー。何だよ「わくわくしない」って。仕事なんだよ。やるしかないんだよなめてんのか。やまじーのいうことわかるわー(2回目)
やまじーの言うことは正しいけど、全体に誰の言うことが正解なのか、誰かの正解は明らかな間違いにしか見えない。世の中そんなことばかり?いいけど悦子先生の「彼氏と別れた」も信用できなくね?シャワーシーンある時点でどの時点でって話だし。
と思ってたら正和と茜さんの正解は大間違いなのか正解なのか、やっぱりわからないし。てかホント「そっちか」だよ。
いや茜さんは結婚を期待してたとしても本当にそこで正和と結婚したいわけじゃないとは思うんだよ。試してんだよ、わかれよ正和。仕事は順調だし能力もあるから別にそれが逃げなわけでもないだろうし。なのにそこで「結婚」という言葉を期待する茜さんは正和的には不正解だったのかなあ…。だってたぶん正和も茜さんの栄転昇進を願って別れたわけじゃないと思うのよね。社内での立場やメンツも考えてないだろうし、多少相手への引け目はあるにしてもそもそも正和自体すごくやる気があってあの会社に入ったわけじゃないから、どう考えても元カリスマ店員の茜さんとは最初から違うレベルにいる相手なわけだし。ああ職場恋愛の男女って難しい。いやそういう問題じゃないんだろうけど、当初からの正和のズレっぷり考えるとなんかもうこうなって当然としか。
でもスマホの写真を削除しただけで終わっちゃうっていう恋愛も悲しく寂しいよ。何だったんだよ二人はよー。
まあいいけどオレも渋い声で相槌打ってくれるレンタルおじさんに話を聞いてもらいたい。相談する悩みは特にないけどw
だいぶ記憶が薄れてるんで詳細間違ってたらスマン。(ドラマとして楽しむために見返すのはやぶさかではないが面倒くさいから確認はしない)