そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

スター・トレック BEYOND(IMAX3D字幕)/2回目

http://www.startrek-movie.jp
監督:ジャスティン・リン 脚本:サイモン・ペッグ

 
2回め、IMAX3Dで観られるうちに…と思って慌てて行ってきました。(TOHO新宿に行ったんだけどとしまえんに行けばまだ大丈夫だと今知ったよ…)
IMAXはいいんだけどやっぱり3D上映はコンタクト&老眼だと思った以上にツラいですよ…(としまえんのほうが方式的にまだ良かったかも)←だいぶ違う
初見の感想→http://d.hatena.ne.jp/korohiti/20161022/p2
 
1回めで見落としたところというより、全体のストーリーがわかってるから気がつく伏線や布石って感じですね。*1
初見の感想でよくわからないよ!といってたとこをちょこっと補完できたので。

  • 一番良くわからなかったクラールは100年前に遭難したUSSフランクリンの生き残りの艦長、エディソンだけど、部下のマナス(ジェイラの仇)遭難者を装った異星人女性が一緒に生き残った3人だったと。カークが提督に報告してた時の行方不明者ファイルにあった3人だったのかなと(なんの説明もなしすぎ)
  • 彼らが謎の技術で他の生物のエネルギーを吸い取って延命していたんだけど、古代文明の採掘場でなぜそんな技術があったのかは不明のままだった。
  • 遭難者を装った異星人女性が遺物を隠してたシスと紛らわしいよw カークがシスを呼び止めたのは記憶にあるけどその後シスは捕まってて…えー?みたいな。(遺物のことをドクターに聞かれたカークが脱出ポッドに入れた、いやそこにはない、みたいなことも言ってるけどw)
  • ドクターとスポックが隠れてた古代遺跡だか船だかをあの星の古代文明で、カークたちが手に入れてた遺物アブロナスはこの星のものだと判明(ホントか?)
  • クラールたちは連邦の通信を監視し続けてアブロナスをカークたちが手に入れたことに気づいてエンタープライズを呼び寄せ罠に嵌めた。(だからカークが艦長だということも知ってた)

一応その辺は拾いました。逆に

  • クラールたちが乗ってたUSSフランクリンを家にしてたジェイラは艦をシールドで隠してたというけど、そもそも元はクラールたちの船だというなら見つかってても不思議はないのにスルーされれてたという不思議。それは別にいいけど、100年経っても使える連邦の艦の丈夫なことよw
  • やっぱりマナスが死んだかどうかはよくわからなかった。落ちて死ぬとこまで見せてから転送室でいいのに。
  • アブロナスがバイオ兵器っていう割にやっぱり何の説明もないけど、あれは極小ナノマシンかなんかなんだろか?それが人体だけを食ってしまうってことなんだよね?(説明なしすぎる)
  • 超短波のラジオ放送で敵のドローン艦隊を撃破するとこの「サボタージュ」、1作目で少年時代のカークが車で爆走するシーンでかかってた曲。(そうだと思ったけど確信が持てなかったので)だからカークはあそこで「いい選曲だ」と言った。
  • クラールが元のエディソンになったのって、地球人のエネルギーを吸ったから元の地球人のビジュアルに戻ったってことだよね?最初のあの姿は他の異星人のエネルギーを吸い過ぎて地球人の見た目からかけ離れた姿になってた…ってことだよね?(相方との間でも見解が分かれてるけど、なんの説明もなしすぎる)

というかやっぱり見返してもクラールの言い分にはまったく共感できないんだけど。1作目の未来ロミュランのネロは見返してもやっぱり可哀想だと思ったんだけど、クラールはカークと話して改心するのかと思ったらしなかったし、結局あれは元軍人だからそういう風にしか生きられない、平和や仲間との絆で統治されてる今の連邦はこれ以上進化しない=間違ってると思い込んでるのがそもそもの発端で、それがカークのいう〈時代が違う〉ってことなんだろうけど、改めてこの時代のカークたちは連邦の平和と調和という理念に生きてるんだなあと。
ただ2作目のマーカス提督みたいなケースもあるから、この時代の人間のすべてがその素晴らしい理念通りに生きてるってこともないんだけどw(そういやマーカス提督の娘さんっぽい人も何気にいたよね?)

  • あとやっぱり2回目でもスポックのネックレスネタはおかしかった(笑)ドクター最高w(というか今回のあの二人のコンビはとても良かった)
  • 冒頭のちっこい異星人がすっかりキーンザーにくっついてるけど彼らはこれで連邦に加盟することになったんだろか。知的生命体ならズボンは履いたほうがいいと思うけどw

1,2作目見返してたんでパンフ読めなかったんだけど、帰ってきてざっと目を通したらとその辺の解説はあるっぽいですね。今度こそあとで読む。
そしてこれ最後と言いつつ4作目があるみたいなんだけど本当に?どちらにしてもアントンがもういないから、チェコフはどこかに異動になってるんだろなあ…。まあよくあることだけど残念です。 (´・ω・`)
 
追記。パンフ見たらスールーはゲイだって書かれてたよ!あの描写、写真は娘だろうけど、あれ、それって…?と思ったけどやっぱりゲイでいいのかw
あとそういやスポックが大笑いしててよく考えたらキャラ的には珍しいなと思ったけど、前作でパイク艦長の死の感情に触れたりカークの死を体験したり、今作ではスポック大使(もうひとりの自分)の訃報を聞いたり下から感情面で大きく進歩したってことなのかも。いやスポックが笑ってるなんてありえないという感想を見かけたんで、ありえないっていう否定はないよなあと思ったんで。彼はクールの仮面を被った、ちょっとばかり判断力が合理主義で冷静な普通の人だよな。リブート版のスポックはそこがいいんだけど。

*1:初回の感想のコメ欄で絡まれましたが、あれは初見だけですべてに気がつけという方が無理だと思うよ…