そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

フランケンシュタインの恋#5

http://www.ntv.co.jp/frankenstein_koi/
脚本:大森寿美男 演出:茂山佳則 原作:メアリー・シェリ
 
飯塚の話は必要あるかと言われたらないような気はするけど、要は研さんの話を書くにしても登場人物が多くないとそこだけになって説教臭くなるから、他の人の話でちょっとでも薄めたい…ってことかなあ。
というかなんとなく思ってたんだけど、研さんのことを純粋とか無垢って言うけど、これ完全に精薄の人の行動パターンだと思うな。(精薄って言い方イマドキのPC的にいいんだっけ?研さんって知的障害者よりも精神薄弱の方がしっくりくるんだ)
善悪や嘘が何かも理解できず、気持ちにストレートに行動するとそのつもりはなくても物理的に相手に害を与えてしまうから要注意、もしくは怖いというやつ。
だとすると彼が「人間になりたい」と言うのは結構ギリギリな気がするんだけど、たぶんこれ、そういう人でも人間として扱い、人として生きていける優しい世界であること、理解のあるなしにしてもそういう人が世間からどう扱われているか、またはどう扱うべきかということをやりたいのだろうね。
だから最初から恋愛とは別の性の話が入ってくるというね。(その問題に直面してから入れると唐突に感じるし)
おそらく好意を向けられた本人の津軽さんの戸惑いには自分の余命を知ってるからていうのも必要で、稲庭先輩みたいに積極的に守る方に行くか、工務店のみんなのようにちょっと変わった仲間としてみるかってとこかな。
あと興味本位のラジオの人たちの中で邪悪寄りの十勝さんとそういうことには興味ない大宮さん、後悔持ちで繊細なこと言ってるけどたぶん普通の人並みに鈍感な天草さんてとこか。
ぶっちゃけ稲庭先輩にしても津軽さんにしても理系の研究者の卵で設備があるならまず調べろよって思うんだけど、そうしないってのは研さんのドラマとしての扱いが精薄の人だからってことなら納得。
ともかく今週もまた文句ないくらい綾野剛が可愛かったんでOKですw